もったいない夜 | bananapeel - バナナの皮

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消化できない記憶を吐き出していくゴミ箱です。摂食障害21年目にしてようやく克服。



昨日「もったいないから食べる」というのは良くないよね…という、大阪での嘔吐衝動の話を書いてる途中で、スペシャでMVを見た、きゃりーぱみゅぱみゅの「もったいない♪もったいない♪」と歌う曲を思い出したので、なんとなくYouTubeで検索して聴いていた。

ちゃんと聴いてみたら、歌詞がなかなか良くて、ちょっとウルッときてしまった(笑)。シンプルだけどぐっとくる歌詞。音の作り方もやっぱり上手いんだけどさ。

もったいないから もったいないから
ボクは夢を描き泣く ああ
もっといたいから もの足りないから
いじわるなこともしちゃう

華やかな街をゆく明日には消えるキラキラなんて
もったいない もったいない
ほら一緒にもったいないとらんど


きゃりーぱみゅぱみゅ「もったいないとらんど」
作詞:中田ヤスタカ/作曲:中田ヤスタカ


「もったいない」という言葉にはいろんな捉え方があると思うけど、一般的には「物の価値を十分に生かしきれず無駄になっている」という状態を戒める意味で使用される(Wikiから引用)。

この曲は、キラキラした一夜の思い出みたいなものに対して「もったいない」という言葉を使っていて、電気代がもったいないとかそういうことではない。

消えてほしくない愛おしさとか、十分すぎる幸せとか、そういうもったいなさ。

本来「もったいない」という言葉の裏には「大事にする」という意味が含まれている。ただ捨てなければいいとか、節約すればいいということではない。感じるこころの問題だ。

目先の利益のために、環境を破壊して、必要以上に作り、捨てられていくものたち。コンビニには常にお弁当が並び、24時間電気を消耗する。人間の欲深さが作り出した社会。それがもう当たり前になってしまった。

幸せを感じるこころが麻痺してしまっているんだ。きっと、どこかに穴が空いている。もったいないくらい、十分に幸せなはずなのに、脳は「もっともっと」と要求してくる。

クリスマスだって、いつからこんなにキラキラしなければならなくなったのだろう。恋人がいないとさみしい夜。プレゼントをもらえないと惨めな夜。チキンとケーキで満たす夜。

わたしたちは十分に幸せだ。本当は毎日がもったいない夜。そうでしょ。