先週の土曜日、職場の方に誘われて波崎沖のヒラメ釣りに行ってきました。
以前、佐渡の岸壁でアジの泳がせで釣ったことはあったのですが、船で狙うのは初めて。
5時出船なので4時船宿到着を目標にしますが、初めての場所なので早めに出発。
しかし3時頃には到着してしまいました。
前日の昼には出船連絡が来たのですが、道中風がかなり強く、ほんとに出るの?という感じ。
到着後も収まらず、現地解散も頭をよぎります。
しかししばらくすると船宿の女将さんが来て集金。
遅らせて出船するようです。
受付を済ませて船に移動し、出船は5時半過ぎ。
風は強いのですが、ぬるい風でとても12月の朝方とはと思えない。
一応冬の服装の準備をしていたのですが、暑いのでトイレで下のインナーを脱ぎ、中綿入りのジャケットも車に置いて行きました。
利根川の河口を出て北へ1時間ほど走った後、船がスピードを落としたのでキャビンを出て準備。
中乗りさんが来て、各釣座の桶にイワシを5尾ずつ入れていきました。
桶のイワシが少なくなると、中乗りさんが足してくれるシステムのようです。
仕掛けにイワシを付けますが、ちゃんとつけないとすぐ外れてしまうので、付けた後に桶で泳がせて確認。
やはり付け方が甘く、2回位付け直してから投入しました。
水深は30mくらい。底についたらリールを2回転ほど回してアタリを待つ。
船を流すので、そのままにしていると仕掛けが底から離れすぎたり、着底して根掛かりするので、こまめに棚を取り直します。
ヒラメはいるようで、投入後すぐ釣り上げている人もいました。
何枚か釣れると移動して流し直す、拾い釣りのような感じでした。
開始から30分ほど経った頃、底を取り直そうとした途端、いきなり竿が絞り込まれる!
【ヒラメ40】という言葉がある通り、ヒラメの泳がせは当たってもすぐハリ掛かりしないはずなんですが話が違う(笑
リールを巻きますが、糸が出されてなかなか上がってきません。
ようやく水面に姿が見えてきたのですが、中乗りさんは別の人のタモ入れ。
隣の同行者の方がタモを持ってくれましたが、タモになかなか入らず目の前で逃げられてしまいました
タモ入れをしてくれた方も「今のはでかかった〜、ごめん〜」と申し訳なさそうにしてましたが、私の寄せ方が下手くそだったのと、近くにあった船のタモ枠が小さすぎた。枠がヒラメの幅より明らかに小さい。
よく見ると何本かあるタモのうち、離れたところにあった1本はタモ枠がひと回り以上大きい。全部この大きさにしてくれ(^_^;
痛いバラシですが、ヒラメがいること、餌の付け方は間違っていないことは分かったので気を取り直して仕掛けを投入。
何回か流し直した後、さっきと同じようなタイミングで前アタリなく竿が絞り込まれました。
今度はさっきほどの重量感はなく、あっさり浮上したのは46cmのヒラメ。
桶ではなく、クーラーボックスに海水ホースを突っ込んで生け簀代わりにして最後に締めて氷を入れるのが良いとのこと。
その後は少しずつ南に移動し、水深もどんどん浅くなってきました。
何回か流し直すたびに船の誰かが上げますが、なかなか私に順番は回って来ず。
堤防で釣りをしている人の顔がわかるほどの距離で、水深は8mほど。
もうこのまま終わる感じかな?と思っていると、アタリが。
今回ははっきりと分かるアタリだったので、ドキドキしながら本アタリを待つ。
そのうちグーンと大きく引き込まれたので、竿を立てるとズッシリ。
さっきよりも重くて、なかなか上がってこず。
ようやく姿が見えて、寄せるのに必死になっていると、船長が操舵室から飛び出てきてタモ入れしてくれました。
70cmのヒラメ。これだけ重さを測ると4kgでした。
他の3尾の上に覆いかぶさってます(笑
まだ時間はありますが、帰ってからのことを考えてここで納竿にしました。
釣果は4尾。良型が2尾入ってくれたので十分です。
実家の父親から56Lのクーラーボックスを送ってもらった甲斐がありました。
釣果としては十分ですが、正直なんで釣れたのかがわからない釣りでした(^_^;
私がやったのはせいぜい餌を付けたのと底の取り直しくらいで、特に何をしたわけでもなく・・・
結局一番頑張ったのはイワシと船長、といった感じでしょうか(笑
まあこの時期タチウオも活性が落ちてくるので、年1−2回、こうした釣りを挟むのもアリかな、とは思いました。
<タックルメモ>
ロッド:アルファタックル ミッドアーム 73 240MH
リール:アブガルシア MAX DLC MHP
道糸:サンライン シグロンPE×4 3号
オモリ:六角 80号
エサ:活イワシ