日本各地で40℃を超える地点が多発したというのは、今までにないことだ。
やはりこれは異常だ。この猛暑の原因は何だ!?
お天気解説では、気象予報士なんかがあれこれと言う。
まずは偏西風の蛇行を言う。
日本の上空では、偏西風という風がつねに西から東に向かって吹いている。
それが蛇行していつもより北側を吹くようになり、暖かい空気が押し上げられた。
次に、海洋温度の上昇を言う。
北大西洋では、海水の温度が観測史上最も高くなっている。
海水温が高くなると、それが空気を温めて猛暑を招く。
次に都市のヒートアイランド現象を言う。
都市化は世界で広がっており、アスファルトの道路やビルで熱が蓄えられる。
その都市熱が気温を上昇させ、猛暑を引き起こす。
でも、これらは全て一つのことから発している。
そう、世界的な二酸化炭素の大量排出による地球温暖化だ。
四の五の言わず、ずばりそれだけを言えばいいのだ。
ところが”ほぼトラ”さんは、CO2が地球温暖化の原因だということを否定する。
世界が知恵を絞って策定した2017年のパリ協定から、厚顔にも堂々と離脱した。
自国の石油産業などを庇護し、時代遅れの産業に従事する人々を守る振りをした。
ポピュリズムの王者は、時代に取り残された人々を救うポーズをとって票を稼ぐ。
またぞろトランプ政権になったら、地球温暖化防止の流れは逆流する。
人類破滅の”世紀末時計”の針が、一気に進むのは避けられない。
ハリスさんが大統領にになっても、温暖化は急には止められない。
アメリカ以外にも世界中の国がCO2を大量に出しており、CO2以外にも要因がある。
でも、トランプさんが大統領に返り咲いたら、温暖化ストップがストップする。
だから人類の生き残りのためにも、ハリス大統領の実現が切に求められる。
ハリスという栗鼠が、張り子の虎のトランプを打ち破る様が見える気がする。
大言壮語する輩は結局世界を不幸にするし、意外にもろく崩れ去ってしまう運命だ。