レトロ…と言うと、明治か大正のものを言うのかと思っていた。

昭和レトロ…と聞いて、時代も変わったもんだと思っていた。

ところが、”平成レトロ”と呼ばれるものが既にあるらしい。

 

まず、女の子たちはデジカメを”平成レトロ”と愛でるらしい。

確かに、デジカメをみんなもう買わなくなった。

携帯で充分きれいに映るからね。

 

画素数は100万くらいだったか、その粗い画像がいいんだと… (*_*)

また、スイッチを入れるとレンズが飛び出してきたり、

そのレトロなメカニックがかわいいんだと…。

 

もちろん、今そんなデジカメは売ってないから中古を買う。

ちゃんとその市場もあるんだが、

ゴミとして捨てていたようなものが、今ずいぶん高く売れているそうだ。

 

「メゾピアノ」とか言うブランド子供服も、平成レトロの仲間入りだ。

そして、未だに根強いファンもいるそうだ。

子どもの時に買ってもらえなかった親が、自分の子に着せる場合もある。

 

その他、渋谷系ギャルファッションやかわいい小物など、

ぼくにはさっぱり分からないが、

手ごろな値段で入手しやすく、庶民的な物もあるようだ。

 

明治や大正のレトロは、歴史的な建物だったり、

物でも重要文化財になったりするものもあり、敷居が高い。

現代のような量産品ではなく貴重品で、職人の手作りなので高価だ。

 

昭和レトロなら、敷居がうんと低くていいかもしれない。

既に、”昭和村”なるテーマパークも実在している。

平成生まれの若者は、白黒テレビや手回しの脱水機のことは知らない。

 

まだ早いが、”令和レトロ”は何になるだろう?…分かった!

コロナワクチンで決まりだ!令和の次の世代の女の子たちが、

注射器を見て、「かわいい~!」と黄色い声を挙げるだろう (^_-)-☆