生活習慣病とはよく言ったもんで、
ほんとに自分の癖・習慣になってしまっているんだなあと、つくづく思う。
切に飲んだり食べたりしたいわけではなくても、つい口にしてしまうことが多い。
酒は強くもないくせに、晩酌の癖をつけると毎晩飲まずにはおれない。
人間ドッグで飲めない日があると、なんだか欠乏感がありイライラする。
ほろ酔い気分がないと、一日の締めくくりがつかないような気がする。
食後に甘いもを口にする習慣も、できてしまうとそれ無しではおれなくなる。
たまたま甘い物がないと、やっぱり口淋しい。
だから切れ目がないようにと、ついついストックしてしまう。
こうして、アルコールも砂糖も毎日余分に体内に取り込まれ、
もの言わぬ臓器である肝臓に、着実にダメージを与える。
この構図、分かっちゃいるけどやめられない。
そこで、ひとつの策を思いついた!(^_-)-☆!
缶ビールやお菓子を手に取ろうとした、まさにその時、
「今、おまえは本当に欲しいのか?」と自問自答することだ。
なんとなく習慣で飲み・食べることが多い…が問題なのだ。
本当はそれほど欲しくない時でも、ついつい癖で口にしてしまうことが多い。
そんなとき「本当に欲しいのか !?」と心の中でつぶやくと、止まることがある。
根があまのじゃくなので、タバコへの世間の風当たりが強くなればなるほど、
タバコが愛おしくなり、やめようという気はなくなる。
でも、これも癖・習慣で何となく吸ってしまうことが多い。
タバコの1本を指に挟んだ時、「本当に吸いたいのか?」と問う。
すると、その時、切にどうしても吸いたいわけではないことに気づく。
「じゃ、吸わなくてもいいか…」とタバコを箱に戻せるときがある。
「本当に欲しいのか?」と問うて、「やっぱりほしいんだ!」となれば、
酒を飲んでも、タバコを吸っても、お菓子を食してもいいだろう。
確かに、体そのものが酒やタバコやお菓子を求めている時もある。
そんなときは、酒もタバコもお菓子も、実においしく味わい深い。
でも「やっぱり欲しいんだ!」が全て・毎回になってしまったら(笑)、
それは依存症で病気だ。
依存症になる前に、自分に「ちょっと待て!」ができる人間になりたいと思う。
「待て」が効かない犬は、バカ犬だと言う。