映画化もされて、現在大注目のホラー作家、雨穴さん。
僕が彼を知ったのは、Youtubeから。
上がっている動画の数は少ないものの、映画になった「変な家」などの一部の長編はものすごく見ごたえがあり、「これが無料で観れるの!?」と驚愕したことを覚えている。
そして、それが書籍になることを知った時、「ええ、動画でほぼ語り尽くされてるじゃん・・何か違うの?」
と思っていたら、YOUTUBE動画は書籍のほんの導入部分でしかなく、しっかりとボリュームが増していることに感心した。
導入部分とはいえ、これが原点。映画、本は済ませたけどYoutube版を観ていないという人がいれば、是非どうぞ。
逆に、Youtubeで見たから本までは・・という人は、是非本も読んでもらいたい。動画は全体の2割が語られているに過ぎない、と言っておこう。
そして書籍は映画化もされた最初の「変な家」以降、「変な家2」が出版され、最新作は「変な絵」だ。
僕も「家」シリーズは2作とも読んだが、個人的には「2」の方がよくできている気がして好み。「1」はちょっと現実離れ、ホラーに寄りすぎな感じを受けた。「変な絵」は、GW後半で読む予定。本人も最高傑作と言っているだけあって、楽しみだ。
また、「家」の映画はまだ上映中なので、これも娘を誘って行ってみようかな。
評価は賛否両論だが、好きな映画Youtuberが面白いと言っていたので気になるのです。
普通は作品から入って、その作家に興味を持つことが普通だが、雨穴氏の場合は、YOUTUBEで本人のファンになってから本を読むという。これも新しいかたち、新しい時代ですね。