ニューオーダー★3(57点) | 田舎のインドアアラフィフの日々

田舎のインドアアラフィフの日々

AMAZONプライム映画が主体のレビュー。アラフィフです。
★1/最低。見ない方がいい
★2/見どころがないわけじゃないが酷い部分が
★3/普通。あんまり面白くはない
★4/なかなかの良作、力作、工夫作。
★5/面白い。人に勧めてもOK。90点以上は是非観て欲しい。

■短評

この映画をどう受け止めるか、で最終的な評価は随分違ってくると思う。僕は基本的に鬱映画は嫌いなので評価低い。

 

■あらすじ(アマプラ紹介文より)

夢に見た結婚パーティー。マリアンにとって、その日は人生最良の一日になるはずだった。裕福な家庭に生まれ育った彼女を祝うため豪邸に集うのは、着飾った政財界の名士たち。一方、マリアン宅からほど近い通りでは、広がり続ける貧富の格差に対する抗議運動が、今まさに暴動と化していた。その勢いは爆発的に広がり、遂にはマリアンの家にも暴徒が押し寄せてくるのだが…。

 

■総評

メキシコの近未来。治安が悪い国、といえば割とこの国を思い浮かべる人も多いと思うが、実際に悪いらしい。

軍部や警察の腐敗。そして特に貧富の差。それが行きつく先がこんな世界だぞ。と。特にアメリカとか、貧富の差は相当に広がっているみたいなので、徐々に「持っていない」多数の一般市民の意識がこのディストピアに向かっていてもおかしくはない。

医療保険とかなんとか、国内の問題を題材にした映画もとっても多いし。

日本でもその差は広がっているとはいえ、国民性もあってまだまだこのような世界に到達する想像はつかない。想像したからと言って、何も楽しくはないし何も生み出さない。非現実性を楽しむのは好きだが、このように鬱な世界はお断り。

せっかくの映画なんだから、楽しくなったり温かくなりたいのだ。