ターミネーター:ニュー・フェイト★4(80点) | 田舎のインドアアラフィフの日々

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★1/最低。見ない方がいい
★2/見どころがないわけじゃないが酷い部分が
★3/普通。あんまり面白くはない
★4/なかなかの良作、力作、工夫作。
★5/面白い。人に勧めてもOK。90点以上は是非観て欲しい。

■短評

Amazonの紹介文のとおり、T2の続編として正統的な映画。つーか、初代と2、これと順番に見れば他のはいらんかも。

 

■あらすじ(アマプラ紹介文より)

ジェームズ・キャメロン完全復活!『T2』の正統な続編!人類の新たな運命を見届けよ!

 

■総評

1作目が偉大だと続編やらスピンオフやら色々作られてワヤクソになる、と過去にも書いてきた代表作であるターミネーターシリーズ。ただし本作は、監督は違えどしっかりとジェームズ・キャメロン自身が原案・製作総指揮をこなし、初代~2~本作と時間軸と世界観も揃った正統派である。短評で書いたように、今からターミネーターを観ようとする人がいるのなら、この順番で見て、気に入れば他のフランチャイズも鑑賞するのが良いと思う。

で、本作なのだが初っ端からの工場でのバトル、カーチェイスとド迫力で流体型ターミネーター+αも「懐かしい~!」という感じでファンでなくてもウハウハ喜ぶ内容。ただ、2をしっかり覚えていないと、シュワちゃんターミネーターが仲間になる流れが「なんだよ薄っぺらーい」と感じてしまう人も多いんじゃないかと感じる。

ここが本作というか、すっかり忘れたころに続編を作るという昨今見かける気に食わない流れ。初代が1984年で、駆け出し監督だったキャメロンは続編とか考えてもなかっただろうけど、次のT2でさえ1991年公開と7年ブランクでっせ。このニューフェイトはそれから何年経ったと思っているのか。売れっ子になったから仕方ない?でももっと大事にして欲しかった。

もしも本作が続編として大成功したT2終了からせめて5年以内くらいの映画であれば、ターミネーター三部作として評価も興行成績も違ったものになっていたと思う。というわけで、ファンではあるが★5には届かないギリ★4の評価になった。

ただし、繰り返すが初代~T2~本作という流れで間を置かずに鑑賞するのであれば、もっと違った評価になると思う。

どんどんバチバチでしょー?いやーん。という女性も、特に至高の1作目は切ないラブストーリー要素もあるので、是非鑑賞いただきたいと思う。古さは感じないぜ!3や4や新起動とかありますが、PICKした作品だけがターミネーターシリーズだと思っていただきたい。