■短評
モンスターハンターといえば、言わずと知れた大ヒットゲーム。僕は未プレイだが、まあ怪獣みたいなやつらを片っ端からやっつけるゲームなんでしょ?ということくらいは知っている。ミラ・ジョヴォヴィッチは相変わらず序盤からタンクトップ。
■あらすじ(アマプラ紹介文より)
エリート特殊部隊を率いる軍人アルテミスは砂漠を偵察中、突如発生した超巨大な砂嵐に襲われる。必死に逃げようとするものの一瞬にして巻き込まれてしまった。強烈な突風と激しい稲光の中で気を失ったアルテミスが目を覚ますと、そこは元いた場所とは違う見知らぬ異世界。その世界には近代兵器の通用しない巨大なモンスターが蔓延り、そんなモンスターの狩猟を生業とするハンターがいた。アルテミスは元の世界に戻るために、次々と迫りくる巨大モンスターと激闘を繰り広げる。
■総評
元ネタゲームの猛者たちが本作をどう評価するのか分からないが、僕のようによく知らないものからすると「まあまあ」楽しめた。ストーリーはあって無いようなもので、現代のソルジャーたちが装備ごとモンスターハンターの世界に迷い込んでしまい・・というもの。とはいえ「戦国自衛隊」的楽しみはなく、我々の世界の兵器はほとんど役立たず。モンスターにはその世界の武器しかほとんど通じず、結局はでっかい剣や弓矢に付けた爆弾とかじゃないと利かないし、非科学的な炎の出る剣なんかが幅を利かす。
最初の「ハンター」との和解まで上映時間の中盤までかかってしまい、おいおい、あと半分でこの映画の始末つけられんの・・?やっぱ手懐けるにはチョコなの・・?とか思っていたら、ストーリーは急展開でなかなかに投げっぱなしてくれるエンディングが待っていた。連載漫画とかで人気なくて、「打ち切り」のときに良く使われるパターンなので印象悪い。
まあそれでも展開の速さとCG、スリリングさはそれなりに現代水準。多分、キャラの見た目やモンスター以外の設定は全然ゲームに沿っていないんじゃないかと思われ、コアなゲームファンはまあまあ怒りが沸くかもなので、むしろゲームのことは良くしらない層が観た方が、ソコソコ楽しめるのかも。続編は無いんじゃないでしょうか。知らんけど。てかこういうミラ様はもうお腹いっぱいだわ。