スパルタン 皆殺しの戦場★3(63点) | 田舎のインドアアラフィフの日々

田舎のインドアアラフィフの日々

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★1/最低。見ない方がいい
★2/見どころがないわけじゃないが酷い部分が
★3/普通。あんまり面白くはない
★4/なかなかの良作、力作、工夫作。
★5/面白い。人に勧めてもOK。90点以上は是非観て欲しい。

■短評

すごく凝っているような作りとどんでん返しでビックリさせてやろう、という意気込みの映画なんだが、もっとシンプルでも良かったんじゃないかなあ。

 

■あらすじ(アマプラ紹介文より)

権力者、富豪が運営する非合法ファイトクラブ、ナックルダスト。クラブの掟を裏切り追われる身となった元英国海兵隊の男、ハード・エイト。階層が上がるほど強くなるクセ者だらけの凶敵を倒す壮絶なバトルロワイアルが始まる!頂点にたどり着いた勝者に待ち受ける衝撃のラスト!

 

■総評

期待と予想をさせておいて、あっさりそれを覆すというパターンの繰り返し。最後の最後に一番大きいどんでん返しはあるのだが、小さいそれが続くのでラストの衝撃度が低くなってしまっている。アクション自体もそれほど洗練されたものではなく、主人公がそんなに強く思えない。小さなどんでん返しが繰り返されるため少々ストーリーが理解しづらくなっている面もあり、非常に小粒な作品になっている気がする。まあB級だから仕方ないといえばそれまでだが、色々と脚本で工夫をしすぎたせいで邦題や紹介文から期待するストレートに楽しむ内容になっていないのは、仕方ないとすべきか。

結論として、それほど非難はしないが手放しで褒めることもできない、ちょっと中途半端な映画という感じ。あとなんか、邦題が合っていないよなあ。