ブレイド★4(74点) | 田舎のインドアアラフィフの日々

田舎のインドアアラフィフの日々

AMAZONプライム映画が主体のレビュー。アラフィフです。
★1/最低。見ない方がいい
★2/見どころがないわけじゃないが酷い部分が
★3/普通。あんまり面白くはない
★4/なかなかの良作、力作、工夫作。
★5/面白い。人に勧めてもOK。90点以上は是非観て欲しい。

■短評

1999年と20年以上前のマーベルヒーローもの。その当時に鑑賞は済ませていたが、現在アマプラで全3部作が観れるようなのでおさらい。改めて見ると、その時代の都合もあっただろうがCGやワイヤーに頼り切っていない、ちゃんと動ける主人公や敵のアクションが逆に好印象。

 

■あらすじ(Wikiより)

この世には人間の他にヴァンパイアが存在する。彼らは地下の闇に潜みながら人間との共存関係を築いているが、それを知る者は多くない。人間とヴァンパイアの混血として生まれた黒人の青年ブレイド。日光の下を歩けるためヴァンパイアたちから“Day Walker”と呼ばれる彼は、人間の老人ウィスラーと共に吸血鬼ハンターとして活動し、恐れられていた。純血のヴァンパイアではない若き野心家のフロストは、古文書「マグラの書」を解読し無敵の力を得ることで、人間との共存状態を抜け出し、自らを頂点としたヴァンパイアによる世界制覇を目論んでいた。ブレイドとフロスト一派との激闘が幕を開ける。

 

■総評

ヴァンパイアやSF、戦闘アクション映画として混血や悪神の復活、カンフーなどは特に新しい要素ではない。人気ジャンルだけあって、小説・マンガ・アニメ、そして映画でも多くのアイデアが既出している。公開時の1999年でもそのような状況にあったと思うのだが、本作はそれらの要素にあまり手抜きがない。最低限必要な特撮やCG部分にはさすがに古さがあるものの、それ以外のアクション・戦闘を中心とした場面は今見てもまったく劣ることなくカッコいい。このへんが3部作まで作られただけあり、スマッシュヒットを飛ばした理由だろう。通常、ヴァンパイアといえば青白くて鼻の高い西洋人のイメージで同ジャンルの作品はほとんどそうだが、本作では黒人としたところもちょっと新鮮。原作通りなんだろうけど。さて、この後に続くⅡ、Ⅲのおさらいができた。Ⅱは観たかもしれないけど、Ⅲは間違いなく観てないと思うんだよね。