予告編だけ見て、予備知識なしで観ると、おそらく「思っていたのと全然違う!」と思う視聴者が多いのではないか。
僕はそーでした。まあ、違っていたけど結果的には悪くなかったです。
あらすじ(アマプラ紹介文より)
火事で亡くなった父が残した“機械人形”。その秘密を探るうちに、ヒューゴは機械人形の修理に必要なハート型のカギを持った少女イザベルと、過去の夢を捨ててしまった老人ジョルジュに出逢う。人形に隠された秘密のメッセージに導かれたヒューゴの冒険が、それぞれの人生、そして世界の運命さえも変えようとしていた。アカデミー賞受賞監督、マーティン・スコセッシが贈る、感動アドベンチャー超大作。
ヒューゴ少年が天才的な発明をして、この機械人形がなんか超常現象的な力を発揮して・・
みたいなSFファンタジーを期待していたら、全然違った。
最初は脇役と思っていた、性格悪いおもちゃ屋のじいさんが、実はほぼ主人公だったりして・・
そしてSFファンタジーどころか、ほぼ史実をもとにしたエピソード映画だったりして・・
そしてクロエ・モレッツは可愛いのだが、本作ではそこまで可愛さが発揮されてなかった?
役柄や衣装のせいかな?
Amazonの紹介文ではアドベンチャー大作!なんて書いてあって、正直そんな感じじゃないのだが、セットの作りこみ(CG?)というか世界観がハリー・ポッターを思い出すかのように凄かったので、この映像だけでも一見の価値あり。
広大な「駅」が物語の主な舞台になるのだが、なんだか自分がそこに住んでるかのように錯覚するかも、しないかも。
1930年代という時代設定だが、なんだか現実離れして異次元の近未来みたいな不思議な感じも。
人によっては僕と同様、良い意味で裏切られた作品になるかもです。