デンゼル・ワシントンにジョン・トラボルタの共演!
途中まで非常に良かったんだけどなあ・・
あらすじ(アマプラ紹介文より)
ニューヨーク地下鉄。1時23分列車がハイジャックされた。ライダーと名乗る男(ジョン・トラボルタ)の要求は1000万ドル、身代金を用意するのはニューヨーク市長、人質は19名、残された時間は59分間。さらに、交渉相手にはただの地下鉄職員ガーバー(デンゼル・ワシントン)を指名・・・。犯人が仕組んだ完璧なシナリオ通りに「事件」が動き始めるが―――!? 74年の傑作サスペンス『サブウェイ・パニック』をトニー・スコット監督がスタイリッシュに映像化。
日常的な地下鉄の指令業務をこなしていた職員が、偶然地下鉄ジャックの交渉役として巻き込まれる状況はとても面白かった。
デンゼルワシントンと、ジョントラボルタの演技もさすが。
特に、デンゼル・ワシントン。
安全な指令室から無線で対応するときの、ある程度自信のありそうな口調と、実際に地下鉄に乗り込んでからの気弱な態度・口調の対比がすごく良かった。さすがです。
のだが、犯人がイマイチ切れ者なのかお間抜けなのかピンとこなかったり、「ただの地下鉄職員」であるはずの主人公が、ラストでは何故か犯人逮捕のためにCIA特殊工作員ばりのカーアクションや大立ち回りを繰り広げる様は「ええっ」という違和感。
あんなん「ただの地下鉄職員」にできるわけ、いややろうと思わないでしょ。
「ただの地下鉄職員」だから面白かったのに。
ジョン・トラボルタ演じた主人公も、本当に切れ者なのかお間抜けなのか、そしてその死生観もイマイチ分かりにくい。
惜しい映画でした。