スペースハリアー(PC-6001版) | 田舎のインドアアラフィフの日々

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AMAZONプライム映画が主体のレビュー。アラフィフです。
★1/最低。見ない方がいい
★2/見どころがないわけじゃないが酷い部分が
★3/普通。あんまり面白くはない
★4/なかなかの良作、力作、工夫作。
★5/面白い。人に勧めてもOK。90点以上は是非観て欲しい。

 

「ゲームの世界に転機をもたらした」

ゲームは、いくつかある。

個人的な感想でいくと、

 

・ブロックくずし・・初めてのアーケードゲーム

・スペースインベーダー・・初めてのシューティングゲーム

・ゼビウス・・圧倒的なグラフィックと、動く(スクロールする)背景、地上の敵出現

 

そしてこの、

・スペースハリアーだ。

 

今まで考えられなかった、動く筐体に乗り、左右に振られながらの「3D」を表現したゲーム。

実際にはその前にバイクのゲームがあったのだが、その頃特にバイクに興味の無かった僕は「ふーん」くらいだった。

 

ゲーセンに訪れる子供たちの憧れであり、プレイしている人を遠巻きに眺めていた。

グルングルン動いて危ないから。

注目を浴びることと、プレイ料金がちょっと高かった?こともあって、ゲーセンでは余りプレイした記憶がない、「憧れ」のゲームでもあった。

 

そしてその「スペースハリアー」が、当時のパソコンの中でも性能のショボイことで有名な、僕の愛機PC-6001mkⅡに移植!


というニュースが出たとき、ビックラたまげたと同時に、どうだこの、他機種ユーザーの野郎ども!おらがピーロク様をなめんなよ!

 

と鼻息を荒くしたものだ。

そして、その画面がゲーム雑誌で公開されたとき、あらためてビックラたまげた。

四角・・・敵がただの四角!!!

ちなみに冒頭に掲げたオリジナルはこれ。

 

高性能な他機種を使っていたユーザーから高笑いされたこと、死ぬまで忘れない・・・

そして、僕自身も「こんなのスぺハリじゃないやい、なんだよデンパ新聞社・・!」

と、せっかくゲームを出してくれたソフトハウスをひそかに呪ったものだ。

 

しかし。

時が経ち、レトロゲームというジャンルが確立された今、その「ピーロク版スぺハリ」が、実際は相当に「動き」の面で他機種を凌駕し、その雰囲気を再現していたことが注目されたのである。

 

 せっかくピーロクで偉大なスペハリを出していただけたのに、敵が四角というだけで購入しなかったことを今は大きく後悔している。


ごめんなさい、電波新聞社さん。