K先生にPD診断をしていただきました。

 この記事では、西洋占星術とタロットの占い師である私が診断を受けて思ったことを、占いに絡めてつらつら書いていきます。占いとは、PDとは~というような解説ではなく、単なる個人的な長いひとりごとです。

 

 診断を受けている間、PCやPDは、占いでいうところの命術(めいじゅつ)に似ているなと思っていました。

 命術とは、占星術、四柱推命、算命学など、生年月日を基に生まれ持った傾向を占うものです。占星術ならホロスコープ、四柱推命や算命学なら命式と呼ばれるものが、PCやPDの診断結果にあたるでしょう。

※占いに関して補足しておくと、命術では生まれもった傾向だけではなく、年月の経過による運勢も読めます

 

 こちらが、西洋占星術で使用するホロスコープというものです。生まれたときの星の配置を示したものです。

※私は基本的に有名人であってもホロスコープの掲載や解説をしないため、二次元キャラのものを掲載しています。『ハイキュー!!』の北信介というキャラのホロスコープです。趣味が合う方は絡んでください

 

 この配置は人によって全然違います。いわゆる星占いは、上の図でいうと、ただ1ヶ所のみ「蟹座」の部分しかとりあげていないのです。一般的に「蟹座」などというのは太陽の星座のことを指します。

 でも、西洋占星術では最低でも10個の天体を考慮して読み解くので、総合的にみると同じ蟹座の人でも細かい違いが出てくるのです。星占いは当たらないと思われる原因の一端は、一般的にはごく一部の要素しかとりあげられないからだと思います。他にもいろいろありますが、脱線していくので割愛します。

 また、西洋占星術では、全く同じ星の配置が巡ってくることはないといわれています(違ったらすみません。私はそう聞いています)

 双子でも、生まれた時間が4分違えば、とても細かい要素ですが違いが生まれます。タイミングによっては、1分違いでも違いが生まれることもあります。その部分を実践の鑑定で採用するかはさておき、それくらい人によって違うと言いたかったのです。

 

 同じように、PCやPDが同じ人同士でも、外見が似ているというわけではありませんし、同じ服が似合うとも限りません。K先生いわく、「オンリーワン」 

 いくつかのタイプに分類することはできても、人それぞれにもっと細かい要素がたくさんあり、決して杓子定規に語ることはできないところが、PDと占い(命術)で通じるものがあるなーと。

 

 通じるものがあると思ったことをもう一つ。

 PD診断で似合わないとされるものだって、身につけてはいけないというわけではないということです。工夫してとりいれるのもいいし、似合わないことを承知で着たいものを着たっていい(これはK先生がどう考えていらっしゃるかはわかりません。あくまでも、私個人の捉え方です)。でも、人から見ても素敵に見えるのは、やっぱり自分のPCでありPD。それをわかった上でどうするかは自由です。

 

 私自身の占いの鑑定に対するスタンスも同じです。

 西洋占星術の鑑定では、その人が苦手意識を感じやすいことなんかもわかります。お客様に、人より際立っている美点をお伝えしても自覚がなく、あまり納得されないのはあるあるです。逆に、ご自分で気にされているところは「そうそう、そうなんです!」と反応がいいです。PC診断でも、似合っているものより違和感がある方がよくわかると言われましたが、ここも少し似ていますね。

 

 占いで自分の基本的な性質を客観的に知ることによって、そういうものなんだと割り切ったり、苦手なことを必要以上にがんばることをやめたり、あるいは敢えて挑んでみたりと、さまざまなアプローチが考えられます。

 そのどれを選ぶのも自由ですし、場合によって変えたっていい。

 私は、占うことでお客様の状況や気持ちを整理して、少しでもいい方向へ舵を切れるようにご提案をしていますが、結果を無視してやりたいようにやっていただいても構わないと思っています。占いは、参考にするものの一つであり、自分が楽になるよう活用するものであって、従わなければいけないものではないからです。

 現代の占いは吉凶よりも、個人の自己像や生き方を考える手段という側面が強いため、解釈の余地にも幅があります。

 その点、PCやPDの方は目で見てわかるものなので、占いよりずっと明確ですね。

 

 ちなみに、私は太陽乙女座、月牡牛座で地エレメンツが強いため、物理的に似合う・似合わないと判定してもらえるのは性に合います。山羊座もそうですが、地エレメンツは基準が明確な方が落ち着きます。

 風エレメンツ(双子座、天秤座、水瓶座)は診断結果をもっとも戦略的に扱えるでしょう。

 火エレメンツ(牡羊座、獅子座、射手座)は手ごわいです。似合うと言われても好みじゃないと納得できません。占い師の視点だけでいえば、火エレメンツは、いい意味での「勝手さ」が魅力なので好きなものを着たらいいと思います。

 水エレメンツは星座ごとにかなり違いそうです。蟹座はあまり突出したくないので、友達の間で浮きすぎずウケがよさそうな感じに考慮。蠍座は好みにこだわるか、パートナーの好みに寄せるか。魚座は気分で結構変わりそうですが、どうでしょうか。

 

 ……と、どんどん脱線してしまいました。

 タロットと絡めたことも書こうとしていたのですが、長くなったので別にします。タロットは卜術(ぼくじゅつ)に分類されます。ついでにいうと手相や人相は相術(そうじゅつ)です。

 

【PC編レポ】

 

【PD編レポ】

 

【占い師が思ったこと・タロットと少しだけ占星術編】

 


 

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