最近、誤嚥という言葉をよく聞きますね
誤嚥とは、飲み込んだ食べ物や固形物が食道ではなく気管に入る事をいいます
これらの物が気管に入りますと
呼吸が出来ず、窒息してしまいます
この誤嚥と咀嚼力には繋がりがあります
ここ数十年
日本人は硬い食材をあまり食べなくなりました
(全ての人には当てはまりません)
お煎餅、スルメ、ビーフジャーキー、調理前の昆布等
実はこれらを噛む事により
顎が強くなり咀嚼力もアップします
が、今では顎に負担がかかる、差し歯が傷む等の理由で硬い食材は避けられる様になりました
私は昆布やスルメを噛んで育ちましたので、私の子供達にもよく食べさせていました
ですので、子供達の歯は強い方だと思います
以前私の友人が、うちの子ねハンバーグが噛みきれないの
とさりげなく言った事がありました
😅えっ?何を言ってるの
ハンバーグだよ?
といいましたら、柔らかいものしか食べないから、小さい時から
硬いものは噛ませて無いと言ってました
私は友人の子育てには口を出しませんので、ふーんと聞いていましたが、やはりハンバーグも噛みきれないなんて、おかしすぎますね
食べ物を十分に噛めないと、口の中に食べ物が入った時に口の中で食べ物が十分に混じらなくなり
硬い物を飲み込んでしまう事になります
この時に飲み込む動作が上手く行かずに誤嚥となる場合があります
それから喋りながら、スマホ画面に集中しながら、遊びながら食べ物を飲み込むと、やはり誤嚥になる可能性が高くなります

皆様はどうして頂いておられますか?
口の中に入れて種と実を分ける時に、種をつるんと飲み込み
その時に慌てて息を吸い込み誤嚥となる場合もあります
梅干しは、私も毎日食べていますが、種入りの梅を口に入れず、お皿の上で実と種を分けてから
実を頂いています
特に最近は一人暮らしの方が増えています
一人でご自宅での食事中に
誤嚥を起こしてしまいますとよくないです
その為にも、食事中は噛む事や飲み込む事に集中し、食事が終わりましてからスマホを観たりされた方が安心かな…とふと思いました
前にもブログに書いていますが
私には、裕福層の従姉妹がいました
初孫が生まれ、遠方から長女と孫が帰ってきますので、実家で産後のお世話をするはずでした
その日、まだ時間がありましたので従姉妹は友人とホテルでステーキランチを楽しんでいましたが
そのステーキが従姉妹の喉に詰まってしまい、処置が遅れて亡くなってしまいました
誤嚥はいつ起こるかわかりません
特に口に入れます時、食べ物が大きいかなと思いましたら、直ぐに小さく切り直してから口に入れる様にされるのもいいかも知れませんね
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