トヨタGR86の始めての車検でした

もう86ちゃんを購入して三年になります
毎日大切に乗り、ボディチェックも欠かしていません
今回は、私の担当の方が新しい人になり、きちんとしたご挨拶も初めてとなります
この方は、ディラーに停めていた86ちゃんを見るなり
あー、綺麗に乗って頂き本当にありがとうございます
車が好きな方はその車を見れば分かります
そう言って下さりました
それを聞きまして、私はちょっぴり嬉しくなりました
☺️


これがエンジンルームです
私は86ちゃんのエンジンルームも綺麗にしています
これは、どんなに仕事が遅くなっても行います
車は、自分では自分の体を綺麗に出来ませんからね(^-^)
新しい担当の方はこんな事を話されました
吉田さんは、86ちゃんは男の子だと思いますか?女の子だと思いますか?
私は即答しました
女の子です
そこで私はこの担当の方と
意気投合したのです
この方は、車にも心がある事を承知しておられる とてもお優しい方でした
私は18歳で車の免許を取りました時、直ぐに私の会社に来なさいと父から自宅に電話がありました
急いで行きましたら会社の前にマツダのサバンナRX-7が停まっていたのです
私は誰の車かな、このスポーツカーみたいなのと思って見ていましたら、お前の車やと言われ、前にもブログに書きましたが、こんな車乗れませんと言いましたら
その時の父の返事が、たしか
「お前は車の免許を持っている
乗れないはずはない
乗れ、運転してお父さんを助手席に乗せて帰れ」
という内容でした
始めての車の運転がスポーツカー?
私は泣きそうになりながらエンジンをかけましたが
その時、RXー7のロータリーエンジンのなんとも言えない重厚で自信の満ちたエンジンの始動音に魅了されていましたら、父がひと言
「いい音だろ?本当はお父さんが乗りたかったんや」
と、話して下さりました
それから十年間、私はRX-7に乗り、ロータリーエンジンを堪能しました
…私一人の力で購入しました
86ちゃん
例えばこの車をポンと我が子に乗りなさいと言って渡せるか?
と自分に問いましたら、それは心配で私では無理かも知れません
でも、父は私を信頼し自分の命を私に預けてくれたのですね…
私の父は、強引ですがカッコよかったです
ダンディーでいつも紳士でした
世界で一番尊敬出来る人でした
今でも毎日私の心の中には父がいます
私を信頼してくれていた父がいます
私は父譲りの性格です
やはり、こうと決めましたら必ず決行します
これが、父が私に残して下さった財産かな?とふと思ったりもします
86ちゃんを見ていましたら
いつも初めてRX-7のエンジンをかけたあの感触が甦ります
私は、若い時のまま
「車 命」
なのですね…