先日、京都に帰りました時、お盆のお料理を作る為、スーパーに寄りましたら懐かしい葉唐辛子が販売されていました
私は思わず一束を購入
夜に家事が一段落しました時に
早速葉唐辛子の佃煮を作る作業に掛かりました
葉唐辛子は、唐辛子の葉と蕾と小さな唐辛子が付きました枝葉です
枝から葉と唐辛子を外します
それらを綺麗に水洗いしました後
濃口醤油で作りましたお出汁の中に
入れて煮詰めます
強火で炊きますと、味が葉に染みる前に柔らかくなり過ぎますので、私は中火以下で炊きます
鮮やかな色だった葉の色が少しくすんだ色になりましたら出来上がり
直ぐに器に盛り、冷まします
ちょっぴり試食(^-^)
ほんのり苦味と葉唐辛子の旨味があるこの佃煮は、京都独自ではありませんが、近畿内でよく栽培されています
私は、この葉唐辛子やお茶漬け昆布、ちりめん山椒等を炊くのが好きでよく炊きます
そして普段の私の食は、これ等でご飯を頂きますので質素です
その質素を楽しむ事が私のある意味生き甲斐でもあるかも知れません
温めるだけでいい便利な食品や豪華な食事も、また頂く事に楽しみはありますが白いご飯がメインの食事も私は贅沢な食べ物だな…と思います
今では、いつでもレンチンするだけで頂けるお赤飯も、昔は赤まんまといって、生活苦のご家庭では生涯口には出来ない食べ物でした
当時は白いご飯さえ口に出来ない人々が日本には沢山おられました
その人達の主食はヒエやアワ、カエルや川魚です
今の日本人は、食に対して贅沢になってしまったかな…
(私もそうですが)
でも、やはり食べ物は大切にしたいですね
食べる物が無くなってから気付くのではなく、今からでも食べられる野草やその料理法を知っておくのも良いかも知れませんね
(^-^)





