先日、歌舞伎役者の市川猿之助さんがご両親を一度に亡くされてしまわれましたね
今は気が張っておられますので、まだその現実に心が到達されていないと思いますが、法的な結果が出て
1日お一人になられる時間が出来て初めて「孤独」を体験されてしまうと思います
親を亡くすという事は
自分を守り、そして心配してくれる人がこの世からいなくなったという事です
何時も体を心配してくれていたお母さん
何時も自分を褒めてくれたお父さん
気がつかないけれど、側にいなくても親が生きてくれているというだけで、子供って生きていけるのです
(例にあげたお話です。全ての人には当てはまりません)
大人になっても、親が故郷で生きてくれているというだけで、故郷に帰りたくなりますし、親の顔を観たくなるのです
大丈夫か?元気にしてるか?
無理するなよ。
そんな強いひと言も、親だからこそ
聞き入れられるのです
…
猿之助さんはご両親と同居をされていましたね
ご自宅におられる時は、毎日ご両親のお顔も観たり話されていたと思います
でも、これからは自宅に帰宅しても
出迎えてくれるご両親はもういない
病気になっても、ずっと側にいて
自分を心配してくれていたお母さんはもういない…
…
こんなに辛い事は早く過ぎ去り
傷付かれた方々も、早くお元気になられて、そして市川猿之助さんがまた舞台に上がられます様に
その日が必ず来ます様に
あの事件がありました日から
ずっと願っています