前回の続きを書かせて頂きます
知人は、その子がきちんと手に職を付けられる様に将来は職人の道へのアドバイスをしたそうです
そうするとその子の返事は、
好きにしたら?
でした
自分の人生を決める大切な事なのに
好きにしたら?
その言葉に、この子は全く自分を捨ててると感じたそうです
とにかく一緒にパソコンを検索して
将来の仕事の役に立つ専門学校を見つけ出しました
この学校どう?と知人がその子に聞きましたら、ここでいいよ
と即決、確かにその子はそう言ったそうです
ですからそこに願書を出し、その専門学校にその子は入学しました
でも、やはり人との接触が中々うまく行かず、やがてその専門学校に行かせたのはお前(知人)だと言い出し
母親である知人を恨み出しました
それからは、何かに付けうまく行かないと全て母親の責任
専門学校を卒業し、就職した先でも遅刻が多く結局は社長が嫌だと退職
その後も就職しても直ぐに同僚から虐めを受け退職
これらも全て知人の責任にし
挙げ句に、人生を返せ!と罵って来たそうです
自分が決めた事も忘れてしまってます
車を買い与えても、何の感謝の気持ちももたず、親として出来る限りの事をしても、親に構われると迷惑だと兄弟に漏らし始め、自分から知人と縁を切って来たそうです
知人には
精一杯子育てをしたのだから
この子が小学生の時に受けたアドバイスを参考に頑張って子育てをしたのだから、もういい加減子離れをしたら?
と話しました
これだけ一生懸命我が子に尽くしたのですから、もういいと思うよ
自立もしてるのだし、手を貸すと構うなと罵って来るのだから、忘れるのもひとつの方法ですよ
そうお伝えしました
私は、他にも悩みを抱えるお子様をお持ちのお母様の相談をお受け致しますが
子供は自分が親の立場になって初めて親の気持ちが分かるので
その子が親になるまで待ってみましょう
ともアドバイスを致します
そして、最後に知人に
子離れの時期かも知れませんね
少し自分を労りましょうね
ともお伝えしました
人に対して敵味方の強い線引き
どうしてもこの性質を持ってしまいますと、敵だと認識しました相手には、心を中々開かない場合があります
そんな時は、もう追う事はせず
その子を頼らず、視点を変えて過ごすのもお互いの為かも知れませんね…