今回の北海道の知床での事故
季節が夏で救命胴衣を着用されていましたら、殆どの方が直ぐに岸に泳ぎ着かれ、救助隊の方々に発見されたでしょうね
でも、この季節の知床の海の水温は三度
北アルプスの槍ヶ岳が水源の梓川の水温は二度
梓川の水は氷水の様に冷たく、手を数秒浸けるだけで水温が低すぎる為手が痛くなります
スーパー銭湯によく水風呂がありますね
その水風呂の水温がよく表示してありますが、大体16~18℃
その水温でも暫く浸かるだけで体が冷えて手足が痛くなって来ます
水温が3度の水の中に投げ出されましたら、やはり自由に体が動かなくなるかも知れません
水温が3度というニュースを観ながら、私は観ているだけで怖いと思ってしまいました
観光だけを考えましたら、本当に素敵なツアーですが、もしもの時の事故対策はどうなのかと私は疑問に思います
船が小さいので、救命ボートは付けられないと、どこかのテレビのニュース?で話しておられましたが
自力で膨らむゴムボートなら船に装備出来ましたね…
無理なのかな…
山登りもそうですが、天候が悪い日は山や海には出てはいけない
これは鉄則のはずなのに
大切な人の命を預かるのに
どうしてこの日の運航を止める事が出来なかったのかと思いました
白波が立つ岩場
激しい波がぶつかる岸壁
観ているだけで危険だと感じますね
発見されておられない方は、どこかの岩場に避難されておられます様に
どうか皆様がお元気で早く発見されます様に
そう心から願います
