私のお店には、医学気功をご夫婦で受けにお越し下さる方が何組かおられます
皆様はひと月に一回ご来院下さるので、私はご夫婦のお体や精神状態を大体把握しています
そんな中、あるご夫婦のご主人様のご様子がおかしいのに気づいたのです
そのご夫婦は大変仲が良く、毎晩お二人で好きなお食事を外食され、何時もご一緒でした
私は、お二人のご来店時は
何時もご主人様の味方をして、お強い奥様を制したりし、和気藹々な感じで楽しい時間を三人で過ごさせて頂いていました
そんな仲、先月ご来店下さったご主人様のご様子がおかしく感じたのです
まずは目つき
そうです、目線がおかしかったのです
私の質問に対しても、まるで他人事の様に上の空でした
そして、前回のご来院時よりご主人様の記憶力がかなり落ちているのにも気付きました
それが本当にたったひと月での事だったのです
…
私は奥様にお伝え致しました
ご主人様は多分認知症を発症されています
しかも急激です
ご様子がおかしいです
若年性アルツハイマーの可能性もあります
直ぐに検査をお受け下さい
私ははそう一気に話しました
奥様は半信半疑で、ショックを受けておられました
…
あれから1ヶ月
先日、その奥様から医学気功のご予約があり、当日は初めて奥様お一人でご来院下さりました
奥様は、先生の主人がおかしいとおっしゃった言葉が気になり、検査を受けたの
そしたら前頭葉や脳の他の所にかなりの萎縮があり、急激な若年性のアルツハイマーと診断が出て、それからあっという間に色々な機関が動いてくれて、全ての手続きがトントン拍子に済みました
先生、本当にありがとうございました
私なら、らまだ気づいてなかったかも知れない
そう一気に話されました
これは他人事ではありません
私にもこの症状がいつ起こりうるかも知れません
とにかく、急激に物忘れが酷くなったらメモを書いて残す事
次から次から記憶しなければいけない事が、記憶出来ないという自覚があれば認知症の専門の病院を受診する事
そしてこれは他人事ではありません
認知症を発症するという根拠も何もありませんが、心の片隅にこの症状を記憶しておけば、もしもの時に自分で動けます
奥様は気丈でした
これからは、私が夫を守ってあげると話しておられました
これが本当の夫婦なのですね
ご主人様って凄くお幸せですね…
何だか、お二人が凄く羨ましく思えてしまいました
(^-^)