先程、私の友人から電話がありました
友人は奈良県在住です
私がよく大阪に石を仕入れに行きます時は待ち合わせてランチを頂いたり、また私が友人のご自宅に泊まらせて頂いて、二人で石屋さんや温泉巡りをしたり、そして毎年春には必ず筍を送って来てくれたり、
本当に大切な私の友人です
…
もしもし~元気~
私は軽い気持ちで電話越しの
ご挨拶を致しました
友人は私の事を先生と呼びます
開口一番 先生、ごめんね
実は話があるの
でした
どうしたの?と問いますと
実は私は昨年、癌告知を受けたの
その時ステージ4と言われた
余命は半年から一年だって…
えっ?誰が癌?
私よりいつも元気で、私より丸々な体で、力持ちでよく笑う
そんな友人が私の前から居なくなる
一瞬訳が分からなくなりました
沢山仕入れた石を友人は自宅に展示し、お客様も石を見に来たり、またエステも上手くて私もお世話になった事もありました
そして私が泊まらせて頂きました日は、お母様やご主人様と一緒にご自宅でお食事を頂いたり、本当に大切な人で、大きなお家の跡取り娘でもあり、やっとお子様が大学を卒業され一人暮らしをされたばかりでした
私には言えなかった
友人はそう、ポツリと話していました
それはきっと私が悲しむから言えなかったのでしょうね…
そして会いたくても抗がん剤治療で免疫が落ちているから会えない
大丈夫、生きれる
生きようよ、一緒にお婆ちゃんになろうよ
一緒にお食事に行こうよ
まだ孫も抱いてないじゃない
一緒に年を取ろうよ
私はそう一気に言いながら、涙が止まりませんでした
体調の事まあり、友人とは長くは話せません
また絶対会おうね
私はそう言ってお電話を切りました
大切な人が急に居なくなる
それは絶対あり得ない
元気な姿、それだけを信じて、また次に会う約束をしたい
絶対大丈夫、人生はこれからだよ
一緒に長生きしましょうね
私は彼女の元気な姿だけを想い
これからを過ごしたい
そして1日も早い回復を願います
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