子供達が成長するにあたり、必ずぶつかるのが反抗期です
ついこの間まで親の言うことを聞いていましたのに、急に親に反抗したり、部屋に閉じこもったり、親の言うことを無視したり、家のご飯を食べなかったり本当に親を泣かせる時期でもあります
ただ、これも子供の成長に取りましては大変大切な事で、子供はこの反抗期を乗りこえ、親の存在を再確認し、親に対する感謝の気持ちや自分の愚かさ等を経験、そして大人へと成長し、親となっていくのです
子供の成長時の反抗期は、大切な自己主張の表れでもあります
親としましても、愛して慈しみながら育てました我が子への、子離れの
第一歩でもあるのです
所が、反抗期を表さない子供もいます
その子供は二通りに別れます
ひとつは、そのまま素直に育つ
もうひとつは隠れ反抗期といい、顔は笑顔であるが心の中は親を逆恨みする気持ちを持つ
表面はイエスマンで育っているので
親のいう事を何でもハイハイと聞き、大人達から良い子良い子と言われる
でも実際は親を恨み、親に対して心の中で死ね、死ねと願う
自分が反抗期の時期に、気持ちを親にぶつけたり自己主張の経験が無いので、更に陰に籠り親への恨みの念を膨らませます
この様な子供の親の性質につきましては、何でも子供の為に良かれと思い押し付けてしまったり、子供の意見を聞かずに先走りするタイプが多いですね
後者の子は、捻れた性格が出来上がっているので、人の意見は受け入れません
また友人も出来にくく、自分に対して少しでも嫌な事をされると、人を許すという心のゆとりを待ち合わせていない為、友人と縁を切り尽くし一人ぼっちとなるタイプも多いです
これは親の責任では無く、その子が持って生まれた性格の表れかも知れません が子供はそれは全て親の責任としてしまうのです
こうなりますと、やはり子供の反抗期にはきちんと親に対して反抗をさせて、親にも口答えをさせてしっかり親子喧嘩を体験させる方が良いかも知れません
一人の人間を育てあげる事は楽ではありません
親子双方が、反抗期を体験し
お互いの気持ちを理解し合い
最終的にお互いの存在に対して感謝の気持ちを持てれば、子育ては成功したといえるかも知れませんね
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