京都人 | kumikoのブログ

kumikoのブログ

吉田九美子(四柱推命鑑定士・医学気功師・除霊師九氣.遠隔治療技術士)は、人のお役に立つためのブログを書かせて頂いております。人生の歩みの方向性を見失われた方、霊に悩まされておられる方等、様々なお悩みを解決し、アドバイスもさせて頂いております。

よく、京都人は腹が黒いと云われますね
それは、京都の人間は心に思った事は絶対口には出してはいけないと
幼少期からしつけられているからです 
ですから、心に思った事を言うと相手が気を悪くすると感じました場合は、思った事の反対の事を話す場合があります

そして、絶対自分の自慢話もしてはいけません
常に自分は控えていなければいけないので、例えば着ている服にか関しましても、必ず相手が着ておられる服を誉めなければいけません

こんにちはー
まぁ、今日も綺麗なお洋服を着ておられますね
私なんか、いつも質素な服ばかりで恥ずかしいですわ~

食事に関しましても
市場でご近所の方と会いますと
今日はどんなご馳走しはるの?
うちはお茶漬けばっかりですえ~

自宅の前でご近所の方と出会いますと
これからどんな良いところに行かはるの?
うちはどこへも行くお金もあらしまへんのえ~
と、こんな感じでご近所の皆様との会話は、常に自分は控える立場に置かなければいけませんでした

ですからいつの間にか本心は言えず
人にばかり気を使い、相手が気を悪くされない様に細心の注意を払いながら、私は人と会話をして来ました

カラーで言いますと、京都人は白黒はっきりしないグレーなのです
欲しい物は欲しいと言わない事
欲しくなくても、頂いた物は笑顔で受け取る
ですから私は、本当に幼い時から
おもちゃ一つ買ってもらった記憶は無く、どんなにお人形が欲しくても
欲しいと母親に一言、言っただけで
私の唇がちぎれるかと思うくらい捻りあげられました
とにかく、私の両親は私の躾には本当に厳しく、京都の女としてもっと我慢しなさい、恥をかきたいのか!等、人目を気にしたり噂を気にしたりと毎日気が休まらないという日を送っていた記憶があります

でも、今になってみますと
その時の教育のお陰で、私は我慢強く、弱音を吐かず、一切人に頼らない人間として成長しました
真冬に真夏のお布団一枚で寝かされていました為、私は寒さに強く
風邪は絶対ひきません

京都の気候は厳しいですね
夏は本当に蒸し暑く、冬は底冷えがし、体が痛くなります
そんな中で成長しますので、やはり京都生まれの人は強いとも云われますね

ただ、それは昭和までのお話かも知れません
既に京都だけではなく、他府県も
色々な都市の人々が住まわれ、その町の色も薄れつつありますね
実際私も名古屋に住み、言いたい事もはっきり言いますし、不要な物はいりませんとお断りも出来る様になりました
いつの間にか、私の京都人としてのの躾も薄れつつあるのかも知れません

近い将来
京女も居なくなるのかな?
ふと、そんな気持ちが頭をよぎります

でも、それはそれで淋しい気が致しますね…