親の心子知らず
子供は親の本心を知らない
自分一人で大人になったと思うかの様に、親に生意気な言葉を吐く
…
先日、私は神戸に行きました
その時に、加入しています生命保険の書類確認の為に、保険会社の私の元上司と会いました
私の元上司
今でもバリバリ働く70代
本当に尊敬致します
以前も名古屋まで、別の元上司お二人が会いに来て下さり、私はこの三名の前ではいつまでも部下の九美子です
それが凄く嬉しくも感じ、既に神戸で働いていました会社を退職し、12年も経ちますのに、私を忘れずにいて下さる上司の皆様に感謝の気持ちが湧きます
…
私の上司は女手一つでお子様を育てて来られました
母子家庭でも、我が子に苦労はさせない様に、朝から夜まで休みなく働き、無事成人させ、結婚
今ではお孫さんも出来て本当に幸せなおばあちゃんとなられました
…のはずが
上司の口から出ます言葉は
親がお金を出して当たり前
病気の時には親が看病に来て当たり前
どんなに子供の事を思っても
どんなに自分がしんどくても子供の為にお世話に行っても、何の感謝も無いわ
そう言って笑っておられました
子供は二通りあるのです
我が親に感謝をし、我が親を生涯大切にする子供
親が子供に尽くすのは当たり前という考えを持ち
親には一円のお小遣いも渡さず
成人してもいつまでも親にお小遣いをねだる
外食しても全て親に支払わさせる
後者の子は、俗にいう
親の心子知らずとなると思います
私も母子家庭です
我が子三人に父親はいません
子供達に食べさす為に、私は一晩中掃除の仕事や道路にポールを立てる仕事をし、子供には出来るだけ何不自由の無いように育てて来ました
私の娘二人は私の苦労を分かってくれています
ですのでやはり私達親子の絆は深いです
そんな事を、上司のお話を聞きながら、ふと思ってしまいました
親の本心を知らず
生意気に育つ子供は、親がこの世からいなくなり、初めて自分は一人では生きていけないと気づくのです
これは親の責任ではなく、その子が生まれ持った星もかなり影響はあります
困った時は親がスッとお金を用意してくれる
それを当たり前の様に思い、何か大きな物を買う時は、いつもいつまでも親を頼る
親孝行しようと思う時は親は無し
なのです
親はいつまでも生きていません
それに気付ける子供は、親がいなくなってもしっかり生きて行けるでしょう
(このお話は私の考えで、決定話ではありません)
お話は戻りますね

お昼ご飯食べよう
そう言って上司に連れて行ってもらったのは、かに道楽(^^)
私の上司は、ヒレ酒ではなく
なんとカニ酒?
カニの甲羅を焼いたのがお酒の中に入っていました
幸せな時間はあっという間に過ぎ
名古屋に戻る時間となりました
久しぶりに二人で食事をし
久しぶりに少し叱られ、
本当に良い時間を過ごせました
今度は私が名古屋に行くわ
そう言って笑顔で見送って下さりました
ありがとうね、文ちゃん
また会おうね
(^^)




