本日は、その肉じゃがの煮汁を使ってお豆腐を煮ました
お料理の煮汁は、その時に煮た食材の旨味が沢山詰まった貴重な出し汁となります
特に、煮魚の煮汁で煮たお豆腐は絶妙なお味となります
本日は、肉じゃがの煮汁を使いますが、お肉の旨味がある脂身に拘りましたので大変美味な煮汁が出来ました
灰汁等をこし取った煮汁を火にかけ
お豆腐と絹さや投入
絹さやは直ぐに煮えてしまいますので、お豆腐の上に置いて煮ます
お豆腐は強火で煮ますと、すが入りますので、とろ火でコトコト煮ます
出来上がり(^.^)
器に盛って、頂きます
この小さな一品のおかず
頂きます時は一瞬ですが、その味付けには、沢山の時間を使い旨味を重ねていますね
料理を作る時は
ひと口食べた人が、また食べたい
そう思える料理を作りなさい
わかったね？九美子
父とお台所で一緒にお料理を作る時
本当に色々教えて頂きました
いつも父の言葉が鮮明に聞こえる様に思えます
父のお母さんもお料理が大変上手な方だと聞いています
54才で亡くなった私の祖母
私が生まれて直ぐに亡くなりましたが、もし生きていてくれましたら
私は実母から虐待を受けずに、祖母に守られた安心出来る幼少期を過ごせていたかも知れません
と、ふと思ったりもします
でも、家事や育児が殆んど出来ない嫁と、生まれたての私を残して亡くなった祖母の気持ちを思いますと
きっと無念だったと思います
私が作りますお料理のお味は
父と祖母の味
私にお料理を教えて下さった父に
感謝の気持ちを持ち、煮豆腐を頂きました
(^-^)