この女優さんは一般的な麻薬だけではなく、他の種類の麻薬にも手を染めていた常習者でした
きっと何度も、もう止めなければと思われたに違いないと思いますが、止める事は出来ませんでしたね…
麻薬とはどんなものか?
それは使用した者しか分かりません
私は医療用の麻薬(モルヒネ)ですが
数十年前に痛みを抑える為に数日間投与して頂いた経験があります
当時の私は、医療ミスにより内臓に重いダメージを受け、お腹にトゲだらけのサボテンをねじ込まれ、更に上から踏みつけられた様な激痛が24時間続き、死ぬより辛い時がありました
その時に、モルヒネを2アンプルづつ1日二回肩に注射しつて頂き、
何とか苦しい痛みから解放され
生き抜いた記憶があります
痛みが襲い始めると、どう説明すればいいか分からないくらい苦しくて
直ぐにナースコールを押しました
モルヒネを注射して頂いている時に
婦長さんが、2アンプルも打ったら気分悪くない?
私は1アンプルでも打てば吐き気がして気分が悪くなったと話されていました
確かに、モルヒネ投与後は
あれだけ痛く苦しかった体中の痛みは一気に引き、水色の階段という言葉を口にすれば、本当に目の前に水色の階段が現れるのです
これは幻覚といい、麻薬常習者には
よく現れる症状です
気がつけば、私は看護師さんに
次は、後何時間待てばモルヒネを打って頂けるの?と聞いてばかりいまさした
とにかくモルヒネを打ってもらえれば、あらゆる痛みや苦しみから解放されるのです
ただ、麻薬等は心身共に健康な人が
体に使用しますと、初めに書きました看護師さんの様に、気分が悪くなり、頭も割れるように痛くなったりの副作用が出ます(個人差はあります)
でも、仕事の疲れが体に溜まりきっていたり、睡眠不足である時に麻薬等を体に使用しますと、それらは一気に消滅し、気持ちが楽しくハイになります
この快感は脳が覚えている為に
また、同じ快感を味わいたくなり
再犯を犯す人が後を絶たないのです
(勿論再犯理由は他にもあります)
でも、病気や怪我以外の苦痛から
逃れたい為に、犯罪を犯してでも
麻薬等を我が体に使用するのは、
自分自身の精神が弱いからかも知れません
そんな事をしても、楽なのは一時的であり、使用している間ずっと誰かに追跡されているかも知れないという不安がセットとなります
麻薬を使用しても良い国はありますが、日本国は犯罪となります
特に人の模範となる有名人の方が麻薬を常習していたなんて
それを知った周りの人も辛くなります
麻薬等は、医療用として体に痛みを持つ人が苦痛を和らげる為に、医療機関でお医者様が患者さんに用いる薬
そう解釈して頂き、健康な方は使用されない様に
それは、ご自身の健康なお体を生涯ご自分自身が守る為でもあるからです