
抜けるような青空の下
私の息子は、18年ぶりにゴルフコースに出る事が出来ました
息子が最後にコースに出ましたのは小学六年生の時でした
当時は毎晩自宅のテラスでゴルフクラブを持ち、沈み込みの練習やゴルフスクールに通い、プロを目指し一生懸命一人で練習をしていました
ゴルフの試合で息子が優勝しました時、ヒーローインタビューの後、私が息子に駆け寄り涙の握手をするか抱き締めてもらう
そんな可愛らしい夢も私は信じて疑わない日を送っていました
家庭の事情でそれが儚い夢と散ってしまった時、悲しさと悔しさで胸が押し潰れそうになりました
でも、私はどんな事があってもいつか息子に必ず新しいキャディバックとアイアンのフルセットを持たせゴルフを再開させる
そう自分の心に誓いました
…あれから18年
今年に入り、半年が過ぎた頃
息子の新しいお友達もゴルフが出来るとの事で意気投合、そして先日彼らはコースに出る事となりました
ボクと奈々とお母さん
三人でいつかコースを回れたらいいね
息子に言われ、私も本当にそう思いました
またひとつ夢が広がります
英顕、趣味の再開頑張って下さいね
コースを回った日、息子は本当に喜こび、心から感謝の気持ちを表してくれました
優しい青年に成長し、人として何が大切かを知っている我が子
片親で育ちましたが、心歪む事無く
真っ直ぐな心を持つ人に成長してくれました
本当に心から感謝致します
ありがとうね
(^-^)
