先輩とお会いするのは32年ぶり
((^_^;)私って年齢は何歳?)
先輩は、大きなご自宅にお一人でお住みでした
先輩は、仲が良かったお姉様が昨年お亡くなりになり、今は犬ちゃんと二人暮らしです
私達のお話は、やはり当時の会社や同僚のお話になります
誰々君はお元気でしたか?
誰々先輩はお元気でしたか?
当時は皆仲良しでしたので、お一人お一人の笑顔が浮かびます
その中で一番気になっていた人が居ました
春に、大学から新卒で新入社員として入社して来た長身で今でいうイケメン男子が入社して来たのです
当時の職員は、女子ばかり
一部の女子職員は大騒ぎでした
役員は全て男子という昔の会社スタイル
そして夏の会社の慰安旅行は、皆でそのイケメン男子の取り合いで本当に楽しく、毎日笑ってばかりの会社でした
そして私は結婚となり、結婚して子供が出来ましたら、自宅で我が子を育てたかったので、結婚後この会社を退職
課長の、後悔するぞ!との言葉に
お金より、子供が泣いたらすぐ寄り添えるお母さんでいたい
そう、お伝えし退職の意思を通しました
その時、その大卒の彼も、私の結婚を心から祝ってくれていました
○○君、亡くなったのよ
先輩からお聞きしました私は耳を疑いました
病気?何故?
自分から命を絶ったの
確か年齢は私と同い年
彼の笑顔や、僕の父は京都の老舗の職人なんだ との言葉が頭を駆け巡ります
五体満足で、健康で、職業も安定していて、どうして?
と亡き彼に問いそうになりました
…
その後、役員様宅にBBQに招待して頂きました時も、優しい奥様や可愛いお子様達と皆で大騒ぎしたお話になりましたが、その奥様もご病気で亡くなったのよと聞きました
長い年月
私は、皆幸せでたのしく暮らしておられるとばかり思っていましたが、
長く京都を離れていましたので、何も知らないままでした
でも、私の心に残るのは
共に仕事をし、叱られたり笑ったり
庇ってもらったり、たのしく素晴らしかった社会生活だけでした
早くに命を絶った彼は、彼なりに考えての行動だったかも知れません
でも、誰かが寄り添い、お話を聞いてあげればまた彼は違った人生を歩み直せたかも知れません
私も母親の、あまりにも冷たく意地悪な行動に耐えられなくて、死を覚悟し自宅を出ました事もありましたが、その度に優しい父が思い浮かび
私を引き留めました
彼には、彼を引き留めてくれる人がいなかったのですね
死に対し、昨夜は暫く考えてしまいました
これからも私は人のご相談をお伺いします
その時、この相談者様は本当は何を私に伝えたいか、心の奥の声も聞いてあげれる様に努力致します