スタートは、欲しいものを手に入れる為だったかも知れない。
それがきっかけで、後に何十年も借金返済で苦しむなんて、自分は考えてなかったのでしょう。
現在も借金の返済に追われる人は、少なくありませんね。
ただ、殆どの人は返済計画を立て、コツコツ返しておられます。
でも、その中で借金を返済する為に働くのでは無く、自分に取り巻く嘆きや哀れみを人に話し、何とかお金を無心しようとする人間もいるのです。
次に決めたターゲットには、笑顔で近づく。
体が不調だと話し、食事も満足に取れていないと話す。働いても働いても全額借金返済でお金は無くなり、なんの為に生きているか分からないと嘆き、死を匂わす。
人を疑わない心を持つ人や騙されやすい人は、この話法にはまり、お金を貸してしまいます。
でも、これは借金を重ねる人間のひと芝居にしか過ぎません。
借りたお金は、全く返す気が無いのですよ。
それは返せない事を時分が一番よく分かっているからです。
体調が悪いが病院に行くお金がない。
食べ物をきちんと食べていないから力が出ない。
これらも全てマニュアル通りの言葉なのです。
善人はこのお芝居に引っ掛かり、お金を渡してしまいます。
でも、よくお考え下さいね。
借金で火の車の人間に、僅かなお金を渡したとしても、その人に取りましたらその僅かなお金は、ずっと続く頭痛に対し、一瞬だけ痛みが和らぐ頭痛薬に過ぎないのです。
痛みはすぐに再発し、またお金を無心して来ます。返せるはずもない事を分かっているのに、すぐ返すからひと月だけ貸して欲しいと懇願してきます。
でもこのお芝居に負けてはいけません。
この様な人物にお金をいくら貸しても、
全ては死に金となるのです。
その人の為には冷たい様ですが、お芝居をし哀れみを乞いながらお金を無心に来ましても、きっぱりと突き放し
しかるべき機関へ相談に行く事を勧め、時分が今歩んでる道の方向性が間違っている事を知らせなければいけません。
友達だからと言って他人の借金返済を助ける義務は無いのですよ。
いいですか?
あなたが手放したお金は元から無かったお金です。それを幻想といいます。
いつか返って来ると思って待っていてはいけません。
もう返って来ない
それを受け入れる。
その時の安易な判断が、後に苦しみを引きずる場合もあるのです。
お金の貸し借りは本当に慎重に。
どんなに急かされても、即答しない。
楽しく幸せな人生を歩む為にも、一瞬に魔が差すその魔には気を付ける様に、
心がけて下さいね。