母子家庭を観る目 | kumikoのブログ

kumikoのブログ

吉田九美子(四柱推命鑑定士・医学気功師・除霊師九氣.遠隔治療技術士)は、人のお役に立つためのブログを書かせて頂いております。人生の歩みの方向性を見失われた方、霊に悩まされておられる方等、様々なお悩みを解決し、アドバイスもさせて頂いております。

ある母子家庭のお母様から、こんなお話をお聞きしました
そのお母様のお嬢様のお話です
そのお嬢様は、あるサークルに入っておられ、月に何回か出席されていました
いつしかグループが出来、皆仲良くサークル内で過ごしておられました
お嬢様は、数ヵ月前グループ内のある年配の方から夕食に誘われ一緒に食事を楽しまれました
支払い時、金額は一人三千円ほどでした
お嬢様は、お財布から自分が食べた食事代を支払おうとしましたが、一緒に食事をした年配の方が、

今日は僕が支払うよ 君にはあまり口に出来ない食事だね
これを貴族の食事というんだよ

そう言われたそうです
?貴族の食事?
お嬢様は暫くその意味が分かりませんでした
どうして一人三千円程の食事が貴族の食事なのか
お嬢様のお母様は、ある企業の代表をされており標準世帯です
お嬢様は、お母様の友人の他の会社の役員様達と懐石料理を楽しまれたり、お化粧品もお母様と同じ物を愛用されたり、今を凄く素敵に楽しく生きておられます

お嬢様は、懐石料理であっても自宅での家庭料理であっても、食べ物にランクを付けられた事は無く、何でも美味しい美味しいとパクパク食べる方です
お母様は、母子家庭であっても、家庭に愛があり、どんな食べ物も頂ける事に感謝出きる家庭を作って来られました

そんな温かな大人に守られ育ったお嬢様が、まるで母子家庭の人間は三千円の食事が口に出来ないから、ご馳走してあげたよと言わんばかりの体験を、目名前で自分が受けてしまい、言い様の無いモヤモヤを背負って帰って来られたそうです

子供を連れての離婚は本当に勇気がいります
まして、養育費も一円も無く子供の為に貯めた貯金も全て夫親子に取られての離婚は誰も頼れない現実を噛みしめ、腹をくくらないと出来ません
貧困母子家庭とよくいわれますが
貧困であっても、深い愛と絆はあるのです
母親は一人で子供を育てていかなければいけないという重圧に、打ち勝たなければいけないのです

貴族の食事?
人それぞれ貴族が食べる食事の想像は違いますね
この方に取りましたら、三千円クラスの食事が貴族ランクなのです
この方は、母子家庭のお嬢様を観ながら
その姿に貧粗な心を持つ自分自身を投影しているのです

その後、お嬢様はお元気にされているか尋ねますと
全く気にしてなくて、毎日元気に過ごしているとの事でした

私も母子家庭です
私も世間の目を気にした事はございません
それは、毎日を一生懸命生きていれば、何をいわれても全く気にならないからです
この母子家庭のお母様もそうでした