アリとキリギリス | kumikoのブログ

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吉田九美子(四柱推命鑑定士・医学気功師・除霊師九氣.遠隔治療技術士)は、人のお役に立つためのブログを書かせて頂いております。人生の歩みの方向性を見失われた方、霊に悩まされておられる方等、様々なお悩みを解決し、アドバイスもさせて頂いております。

皆様は、イソップ物語のアリとキリギリスのお話をご存じですね
アリは冬以外は食料集めの為に、ずっと働きづめで休む間もなく動いています
どんなに遠くても、どんなに重い荷物(食料)でも、見つければ帰宅範囲内であればしっかり運び巣に持ち帰ります
これは食べ物が乏しくなる冬を前に皆で食料集めをしているからなのですね
では、キリギリスはどうでしょうか?
夏、秋はずっと歌い続けるとあります
キリギリスはアリに問いました
今は夏
こんなに食べ物ごあるのに、なぜ働いているの?
アリは言いました
冬に食べ物がなくなるから、今集めているのです
今は食べ物が、一杯あるじゃないか
一緒に歌おうよ
そんなのんきなキリギリスをアリ達は無視をして 一生懸命働きました
やがて冬が来ました
キリギリスの食べ物である葉は全て枯れはて無くなりました
トントントン
寒さと空腹で死にそうになりながら
アリの家のドアをキリギリスはノックしました

あれだけ食べ物を貯めているのだから
冬の間はアリの家で世話になろう
キリギリスはドアを叩きながらそんな呑気な事を考えていました
窓から顔を覗かせたアリにキリギリスは
言いました
食べ物が一杯あるだろ?
分けてくれよ
アリが言いました
私達の家族の分しかありませんあなたには分けられません
そう言って、アリは窓を閉めてしまいました
これは、今、楽をしている怠け者は
のちに痛い目に合うという比喩のお話です
所が、このキリギリスがセミの場合もあるのです

アリがセミに言いました
あなたはなぜ夏に食べ物を集めておかなかったのですか?
セミは言いました
夏の間は、歌うのに忙しかったのです
するとアリは言いました
それでは冬の間は踊ればいい
そう言ってアリは窓を閉めました
世の中はそんなに甘くはない 
という事です

でも、日本バージョンは少し違います
お腹を空かしたキリギリスを見て
アリは自宅に招き入れ、温かな食事を振る舞います
そのお礼に、キリギリスは歌ったりバイオリンを弾いたりし、冬の間中をアリ達に音楽を聴かせてお返しをしました

実は、これらのお話は、人の人生を表しているものだといわれています

皆様はアリですか?キリギリスですか?
何通りかあるアリとキリギリスの生き方

今、あなたが歩んでいる人生と比べ
振り返るのも良いでしょう

怠け者を助けられるか?
今さえ良ければ、先はどうでもかまわないのか?
道楽な人間を悟らせる事は出きるか?
このお話から学ぶ事は沢山有ります

これからも、自分の人生は自分の足でしっかり歩かなければいけません
 
人間は奥深いですね
何だか、凄く考えさせられました