急な心疾患や脳血管疾患は発症しますと意識を失い 昏睡状態となり やがては私の父の様に脳死となる場合があります
(もちろん軽度で復活される方の方が多いです)
そんな時 一番必要な物が現金となります
老人の入院費はある一定の額以上は免除となりますが ある科に入院している私の母親の場合は 色々な加算分があったり、遠方のため洗濯物は業者にお願いしています
ですので母の入院費はひと月10万円前後となります
当時 父は脳死状態でしたので 部屋代込みの入院費はひと月28万円
二人の入院費は雑費を入れますと二人分でひと月40万円以上かかり 支払いは両親が受け取る年金額を超えます
これに 親の借金等が加算されますと 貯金を持っていない親の場合、子供はこの支払いに追われ(債権放棄等も出来ます)今までの生活が一変してしまうのです
私の父は 倒れる前日も元気でした
通販で好きな食べ物を注文したり お気に入りの品物を身につけ お洒落を楽しんでいました
老後の貯金は 重度の買い物依存症の母が亡くなってからすればいい
そんな感じだったと思います
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兄からの只ならぬ電話
父が危篤や 僕お金持ってない!
急いで父が運ばれた京都の病院へ行きますと、ICUで九美子お金どうする? お葬式代どうする?九美子!と悲壮な表情の兄
お父さんは生きてます…
うちの場合はそんなパニック的な展開でした
残していく家族や身内には 出来るだけ迷惑をかけない様にしっかりある程度の貯金は持ち いらない物はそろそろ処分し始めても良いかも知れませんね
家族に入院する者が出ますと 本当に湯水のように現金が出る場合があります
入院準備金をご用意されておられるご家庭は安心ですが そうでないご家庭は 今からのご準備を お勧め致します
父が倒れ 亡くなるまでの半年間
お葬式代を含めますと430万円が必要となりました
どうかご参考に
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