本日は 仕事の終わり掛けに奈々がお店に立ち寄りましたので タロット占いのSAI先生と 三人でお食事をする事になりました
レストランでは、私とSAI先生は食事を 奈々はパフェを注文しました
奈々のパフェは中々出来上がりません
丁度 奈々の席から
厨房が見えます
厨房を見ていた奈々の顔がみるみる険しくなります
私は不思議に思い 厨房を見ましたら 信じられない事に ノースリーブのワンピースを着た（普通の外出着）髪の毛も束ねずに 素手でパフェを作ってる女性が視界に飛び込んで来るではありませんか
私は唖然としてしまい 食事中でしたが そのまま 厨房の前まで行き その女性を凝視しました
私に気づいたウエイトレス
何か？
何か？ですって？
ここのレストランの 厨房は 私服で 伸ばした髪の毛も束ねず素手でパフェを作るのですね
汚くない？ 不衛生過ぎない？ お客様から丸見えなのよ
私は絶対不衛生だし おかしいと思います
そう お伝えしました
ウエイトレスさんは
驚いた様子で 忙しくて たまたま来た子が 手伝ってくれてました 注意します
？
それは間違いでしょう？
注意とかの問題ではなく 不衛生だし なぜコック服の人じゃないの？
すみません
直ぐに私が作り直します
そう言って厨房に入って行かれました
暫くしましたら コック服を着た店長さんが謝罪に来られました
私は知らなかったのです 直ぐ注意しました
との事でした
私はステーキハウスで長期間アルバイトをした事がありました
当然厨房にいる方全てコック服でした 私服のまま入り お客様にお出しする品を 素手で作るなんてあり得ませんでした
有り得ない事が平気で行われる今
私は自分の視界に入る分につきましては 間違いであるなら 正していきたい
いい加減や適当は嫌いです
きちんとしていく事が信頼に繋がります
せっかくの楽しい三人でのお食事会は
残念なお食事会となりました
あのレストランの従業員の皆様は 私が何故怒りの気持ちを持ったか ご理解下さったのかな…
私が学生の頃 厳しかったアルバイト先の店長さんの顔が浮かびました
責任感が強かった店長
先ほどの店長さんは私は知らなかったとおっしゃった
日本は 時代と共に 人材の厚みも変わって行くのでしょうか
責任感のない店長さんの顔が しぼんでいきました…