夫婦茶碗や湯飲みは清水焼きと決めてましたので 初めに清水寺の山道の器屋さんに寄る予定でした
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数ヶ月前 母が入院をし、そして父が倒れましたので帰京 実家のやりくりや 入院代の事を考えながら 京都駅に到着しました
その日は時間がありませんでしたので タクシーで実家に帰る事に致しました
私が乗りましたタクシーの運転手さんはとてもお優しい印象の方でした
少しだけ辛い気持ちを聞いて頂きました
運転手さんは そんな私を励まして下さり 実家の近くに到着時も 元気を出す様に お声をおかけ下さりました
私は車を降ります時 私の名刺を一枚お渡し致しました
運転手さんは 受け取って下さり 私はまたいつか京都に帰った時はこのタクシーに出逢えればいいな…
そんな事を思い実家へ帰りました
私の名刺には 私のアドレスが記載してあります
運転手さんは 私の姿があまりにも気になったのでと ご心配のメールを下さりました
こんなにご丁寧なメールは頂いた事がありませんでしたので お礼のメールをお返し致しました
本日 京都へ帰り 清水山道へ行く事をお伝えし タクシーを利用させて頂くつもりで ご予約を取らせて頂きました
長女と京都駅で待ち合わせ お待ち下さっていたタクシーに乗り ハードな１日のスタートとなりました
今日は貸し切りでいいですからね
これは僕からのご結婚のお祝いです
そうおっしゃり
清水坂の器屋さんをご紹介下さり ランチをご馳走して下さり そして実家から京都駅まで 本当に貸し切りで 乗せて下さりました
個人だから出来るのですよ
本日は もう早朝からひと仕事をしています
だから大丈夫
唯と私は感謝の気持ちを込めてお礼をお伝えし 運転手さんと京都駅でお別れを致しました
運転手さん
本日は本当に 私達母娘のために 大切なお時間をお使い下さり ありがとうございました
運転手さんの心からのお優しいお気持ちが本当に嬉しかったです
またいつか お会い出来る事を 長女共々 楽しみにしております
