病室で… | kumikoのブログ

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吉田九美子(四柱推命鑑定士・医学気功師・除霊師九氣.遠隔治療技術士)は、人のお役に立つためのブログを書かせて頂いております。人生の歩みの方向性を見失われた方、霊に悩まされておられる方等、様々なお悩みを解決し、アドバイスもさせて頂いております。

父は目を開けてくれてるかな…

そんな期待をしながら 今夜も仕事が終わってから 急いで父が待つ病院へ行きました

個室の扉は開いたまま

急いで病室に入りますと 心電図モニターが設置してありました
心電図波形は…

波形は乱れ 本来山打ちしなければいけない波形は谷打ちになり 脈はバラバラでした
その場で泣けてしまい ずっと父にくっついていました

お父さん

あんなに大きかった父の手は 小さくしぼんでしまって…
堅く握られた指を 一つずつ開け 握手しました
温かな手でした

一時間ほど泣いてしまって 気が付けば 面会時間はとっくに過ぎていました

急いで病室を出て 看護師さんの詰め所にご挨拶をして帰る時
父はもう危ないのですか?とお伺いしましたら
大丈夫ですよ
もし危険なら 酸素吸入をします

安心してねと 声をかけて下さりました

私は親なんだ
親だから メソメソしてはいけない

そう自分に言い聞かせ 夕食の食材を買い 自宅へ帰りました
自宅では、お茶碗を洗いながら奈々が笑顔で迎えてくれました

我が子の顔を見て
ほっとしました


もう一度 父の声が聞きたい

父の最後の言葉は

これからは私から電話をする
だからお前からは電話をしなくてよろしい

絶対かけてきてね お父さん

わかった

でした
あの日から 私はずっと父からの電話を待ってます

お父さん
必ずかけてきてね

私 待ってますからね