健康な皆様には体験出来ない感情があります
それは 自分の意思ではないのに死を選ばなければいけないという絶望感です
私も味わいました
皆様 どうか私と同じ気持ちを一度体験してみて下さいね そして 今一度、今お持ちの悩みは本当は小さな事なんだと気づいて下さいね
…
私は以前 神戸在住でした 離婚をし 体調の違和感から直ぐにかかりつけの病院へ行きますと 手術を勧められ 受けましたが それが二度目の医療ミスの手術でした 翌日 失敗した箇所を摘出 それ以降は何度も腸閉塞を起こし そのたびに 苦しい処置を余儀なくされました
その間 幼い奈々と唯 英顕 子供だけの三人暮らしとなりました
内臓が正常に動いてくれず 体内出血は腹膜の下に溜まり 腸は激痛を繰り返し それでも 保険の営業マンでしたから 重い鞄を持ち 一日歩いていました
そんな時 ある医大病院に行く様 医療ミスをした市立病院から紹介状を頂き来院
広い院内の 奥の狭い一角の待合室に案内されました
そこは他とは違う異様な雰囲気でした
50席ほどある椅子は7割ほど埋まっていました
椅子の上に横になってる方もおられました
私は 座ってから 時間がもったいないので パールビーズの指輪を作り始めました
すると皆様珍しそうに 話しかけてこられます
ご婦人 お婆様…
私は一つ一つ 出来上がる度に 皆様にプレゼントしてあげてました
そんな時 隣に座られたご夫婦が私にこう話されました
妻は胃ガンの末期
余命は三ヶ月なんです
今日は急に具合が悪くなり吐血 とにかく来ました
私は初めて この異様な雰囲気の原因が分かりました
この一角の待合室は 死を宣告された 消化器系の末期癌患者さんの待合室だったのです
後ろでは 孫の成長がもう見れないと話しているご婦人
私の横には 酷い黄疸を発症されておられる方 …
ここは普通の内科の待合室じゃない!
私も死ぬんだ…
涙目になった時 吉田さんと呼ばれ診察室に入りました
…
頼れる夫はいない
実家の母は あんたが悪いんや 私は関係ないから頼らんといて と一言
離婚をし 働きながら生活保護世帯となった為 離れていった奈々の友達親子…
…
死を感じた時は怖かったです
子供を残していく事が辛かった
ベビーフードしか受け付けない体が悲しかったです
続きは明日書きますね