このお話は 子供に気を使いすぎた母親とその娘のお話です
母親の子供への遠慮の気持ちが 果たしてその子の為になるのかどうか 皆様 もしよろしければ一度お考え下さい
私の知人の母娘
知人は私と同じ母子家庭です
良い就職先に仕事に就いた知人の娘は 毎月母に仕送りをしていました 知人はそのお金を 娘が帰って来た時の食費やその他娘の為に使っていました
仕送り金額は二万円
その娘は祖父母のお手伝いをしに 母の実家にも月に一回足を運びます
母親からは いつもありがとう
祖父母からは本当にいい子だね
会社の同僚からは偉いわねと言われその娘は 私ほど偉い娘はいないと錯覚をし始めます
そのうち 母に対して腹の立つ出来事があった娘は いきなり母への仕送りを止めました 2ヶ月 3ヶ月
娘は一切連絡もしません
母は 娘は自分が一番正しいと思っているから絶対謝ってこない事を知っていました
母は娘と縁を切っても何も大勢に影響はありません
でも 母は娘のこれからの事を考えました
結婚や出産 実の母でないと 相談できない事も沢山あります
でも 一度や二度謝ったくらいでは 娘は母を許しません ですから母の方から 娘に土下座をして誤りました すると娘は 母に対しお金欲しさにとうとう謝ってきたわねと天狗になっていました
娘は早速職場の仲間や上司に 母がお金欲しさに 私に土下座をしたのよと得意げに話回ったそうです
それでも 母は気に留めずいました
身内ですから 別れた夫の愚痴やその他を安心して娘に話していた知人
ある日 娘から もういいでしょう! これからは一切愚痴は聞かない! それから 祖父母の世話も、私もしんどいし もういや
別れた両親のもめ事に対しても、私はもう知りません!あなた達で解決しなさい と親を一喝
さらにこの件でまた腹を立て 母への送金をストップ
…
知人は 私に
あの子は何でも人に対して 「してあげた」のではなく「してやった」なの
だから自分の調子の良いときは 凄くいい子だけど 一つ気に入らない事があれば
全ての手のひらを返す
…
暫く見守っていこうね
天狗の鼻はいつか鼻が折れてしまうから…
私は知人にそう言いました
全ては相対
娘と同じ物を知人も持っています
双方がそれに気づけば 解決します
双方がそれに気づけずお互いを責め続けていれば解決は無理です