題名が大げさですね
先日 京都の実家に帰りました時 父が私の為に用意をしてくれていたプレゼントがありました
それは

京都風お茶漬け昆布です
この昆布は数日間かけて炊き上げないとここまでフワフワには炊き上がりません。 火加減をミスしますと 昆布は溶けてしまいます 簡単な様で中々うまくは出来上がらないですね
このお茶漬け昆布は
白いご飯に乗せて
温かい日本茶をかけて頂きます
もう一つ…
いえいえ 形にはなりませんが 私は父から沢山物事を教えて頂きました
そして父の母… つまり私の祖母ですが その方は大変やり手な方で何でも手掛け、人徳のある方だったそうです
着物や袴も一日で縫い上げ 仕事も丁寧 そして大変優しい方だったそうです

この梅干し作りも
私は父から教わりましたが 父は父の母から教わりました この教えも私に取りましたら大きな生涯のプレゼントですね…
私の祖母は
私が生まれた時 既に結核菌に体を侵され入院中でした
先祖代々 九美子家は男性しか生まれず 私は初めて生まれた女の子です
おばあちゃんは私をどんなに抱きたかったか…と思うと 胸が少し痛くなります
写真でしか知らない女の子の孫
私を想い、私の産着を縫ってくれていた祖母
私が生まれて、たった二ヶ月。54才で亡くなった祖母
お前は俺のお袋にそっくりや
そう言って下さった叔父の言葉に
今も祖母を身近に感じます
父の教えは 祖母の教え
父からのプレゼントは 時空を超えた祖母からのプレゼントなのですね
祖母と父
仲の良かった母と息子
二人の姿が さっと私の心をくぐり抜けて行きました
…
(^-^)