昨晩 2日間息子の部屋で過ごした猫のミニと坊を自宅へつれて帰って来ました
お顔や体を拭いて 爪を切り ブラッシングの後 お食事
いつものように
ベランダの戸を開けますと 喜んで 飛び出した二匹
坊ちゃんの姿を見たのは その日 それが最後でした
用事がありその後私は外出
帰って来てから私は お部屋のお掃除を始めました
合間に猫ちゃんが私の横を横切ったりしています
猫ちゃん夕食もなくなっていました
就寝時間。私はいつものように お布団に入り 眠ろうとしました
いつもならすぐに坊ちゃんが飛んでくるのに来ません
側には ミニしかいない…
おかしいわ?
そう思いながらも 深夜二時をまわってましたから 眠りにつきました
ミニが寝返りをうち 私は目が覚めました 。時計を見ますと午前四時
ミニしかいない!
慌てて飛び起き
家中の電気をつけました
坊ちゃん!
坊はどこにもいません
そういえば 夜中中
マンションの裏で猫が鳴いていました
まさかまさか…
急いでベランダへ出て 懐中電灯でマンションの裏の植え込みを見ますと 黒い猫が二匹 うずくまっていました
坊ちゃんだわ
坊ちゃんは 二階のベランダの隙間から
昨夜滑り落ちたみたいでした
裏へ行くには
町内を半周し ガレージの間を歩き有刺鉄線が張ってある塀を乗り越えなければなりません
ベランダから
「坊ちゃん」と名前を呼びましたら
ナンナンと鳴いています (T_T)
急いで服を着替え 懐中電灯を持ち救出に向かいました
有刺鉄線の塀越えは 真っ暗な中大変でした
大家さんの敷地ではありますが 植え込みを越えれば 他人の家の庭
声を殺し 坊ちゃん…そう呼びましたら
黒猫二匹揃って逃げていきました
泣きそうになりながら 塀を越え 自宅へ帰ると ミニが心配して寄り添ってきます
時間は朝の五時半
もう一度 ベランダから下の植え込みを懐中電灯で照らしますと 坊ちゃんが帰ってきてます また急いで裏へ周り塀を乗り越え探し回ると 黒猫は逃げていきました
私は寒さと坊をなくしたショックで その場に座り込んでしまいました
坊ちゃん… 真っ暗な中 最後に名前を呼びましたら
私のすぐ横でニャァン と 声
えっと思い 横を見ましたら 坊ちゃんが座っています
急いで抱きしめました
よかった 本当に…