本日 優しい思いに包まれ目が覚めました
それは夢の中で
優しい叔母とゆっくり話をし お茶を飲み笑い合えたからでした
私の叔母は脳梗塞を起こし もう何年も植物状態です 奈々が生まれた時 可愛い赤い靴をお祝いに買ってくれた叔母
足が弱り病院へ入院した時も急いで駆けつけると 私の両手を握り 喜んでくれた叔母
お見舞いの帰りがけ 急いで作ったパールビーズの指輪をそっと指にはめてあげると こんなに綺麗な指輪はもらった事がない
そう言ってずっとはめてくれていた叔母
意識不明になった時 従姉妹が私に話してくれました…
九美ちゃん
九美ちゃんが作ってくれた指輪ね 母は毎日はめていたのよ
でも 病院のお風呂に入る時 失してしまい それから不自由な体で一生懸命探していたの でも見つからなかったのよ
そうしているうちに 意識不明になり…
もう指輪の事も忘れてるでしょうね
それを聞いた途端に 私は胸が締め付けられる思いがしました …
どうして連絡をくれなかったの？
すぐに同じ物を作ってあげたのに
わたしならいくつも持っているのに！…
九美ちゃん
お母さんはあの指輪が気に入ってたの
大切に大切にしていた あの指輪が…ね
意識のなくなった叔母の指を見ると
指輪をはめてあげた時に喜んでくれた姿が重なり 辛い気持ちが私を覆いました
もう一度叔母に会いたい 会って指輪をはめてあげたい
そんな矢先の夢での再会
久しぶりに見た叔母の顔
久しぶりに聞く叔母の声
穏やかな木洩れ日の中 広いリビングで二人の話は尽きませんでした
叔母さん じゃあ私帰るね
体に気をつけてね
きちんとさよならを言った途端
目が覚めました
伝えたかった事が伝えられた目覚めでもありました
…私の叔母は二度と意識は戻りません
本日私が観た夢は、きっと叔母からのプレゼントだったと思います。
それから…
夢では体感はありませんね。でも感情は持てます
その感情を 覚醒時に持って来る事が出来るのが夢
夢の世界は 現世と繋がりのあるもう一つの別次元
現世では不可能な事も 可能に出来る自分の世界でもあります
夢は不思議な世界へ行く為のタイムワールドかも知れませんね
(^ｰ^)