口下手なせいで面接で失敗した話 | となりびのブログ

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面接に行ってきたのですが

口下手でダメです。

文章を考えて行ってその通り話すのはできますが

想定していない質問をされた場合に挙動不審になるし

頭の中で考えをまとめて言おうとしても

多分独特の感性のせいで

例え方や話の切り出し方が下手なので

相手に伝わらず質問の答えのつもりが

『関係ない話』になってしまう。


例えば病院の調理補助スタッフの応募したのですが


自分自身食物アレルギーがあるのでアレルギーへの関心が高く

一つ間違えば命に関わるから、間違いが起こらない様に気を付けていきたい。(実際前職でもアレルギーに対する要望はあったので同じ場所での取り扱いなど困った事があって、その対処も学びたくて)

という心構えを話すつもりがうまく言葉が選べずしどろもどろになる中、途中でアレルギーに関する質問をされたり話が逸れていって

私自身が触ることができない食材があると勘違いされ、結局何が言いたいか全く伝わりませんでした。


ほかにも、きちんと喋っているつもりなのに相手に首を傾げるしぐさをされる事がよくあって

本当に自分は喋るのが下手だと実感します。


接客で話していた時

似た価値観を持つ人は沢山いると感じていたので

私の価値観自体はよくあるものだと思っていたのに、

言葉の選び方が下手で伝えられなくて

その為に変わった人、独特な人

という印象を与えてしまう。


それから、一言で自分の性格を言えと言われて

それは想定しておらず

長所と短所は前に聞かれた事があるので想定していて

凝り性で一つの事を長く続けるのが得意、人からはよく真面目と言われる(ルールをとても大切にしている為)

口下手なのと、想定外の出来事に即座に対応するのが苦手

短所を補うために実践している事は相手が今何を求めているかを常に考えて誠実に対応する事とトラブルとその対策をなるべく沢山のパターン考えておく、困った時はパニックにならずに人に聞く事という答えを用意していたのですが

その応用で良いとその時は思いつきませんでした。


今考えると性格は、

人には実直だとか生真面目だとか言われるので

真面目で融通が効かなくこだわりが強いのかなと思います。


その時は自分のこだわりの強さについて人からよく言われるので

『細かい事が気になるタイプ』だと言いました。

そしたら相手は若干声を高くして『几帳面や神経質と言う事ですか?』と聞きました。

おそらく神経質な面はこの仕事で長所になり得るから期待されたのかも知れません。

ところが私は自己評価は低めなので、過度に期待されるのが苦手です。

私はある意味神経質で几帳面と言われる事は多いですが、

もし本当に自分が神経質なら部屋は汚部屋にはなっていないはずだし(言い訳すると自分の持ち物の位置は共有物の置き場は決めているけれど他人の持ち物を触る事ができない為散らかっている)

性格も実は自分は雑だ(自分主導の作業なら徹底的に分析した上で支障がなければかなりの効率化や簡略化する事が多い、こだわりのない部分では全く目に入らないものの方が多い)と思っている事が多く、

実際そうだと言い切れない事を自分自身で公言すれば口だけの嘘つきになってしまいます。

その為几帳面というのは否定しましたが、うまく言い表せませんでした。

人に言われる真面目というのも、自分を偽ったり決められたルールから外れた事をするのが苦手だったり、誤解されやすい人間だから対人面で誠意だけは大切にしようと思って強迫的に無理をしているだけで、本来は人と関わらず1人で好きな事だけをし続けたい怠惰な面や今やりたい事を止められない意志の弱い面も多々あります。


後でじっくり考えると答えは出せるけど、一言でと表せば、そうであるとも言えるしそうでないとも言えてしまう。断言されるとやっぱ違うかもと思ってしまう。

でも面接では良い面をアピールするのが大事で言葉の意味には細かく拘るべきではないので後で考えては後悔しています。

恒例の脳内一人反省会をしていてまた眠れなくなりそうでしたが、今回は事前に睡眠薬を飲んでいて何とかなりました。

正直、人と話した後は病みます。挙動不審になりますし『疲れた』『しんどい』の言葉が増えます。

自分はどうしてこう欠陥品なのだろう。

引きこもりたい、つらい、消えたい とネガティブな事を延々と考えてしまう。


対話というのは難しいです。

学んだのは面接で性格を聞かれる事がある事。

次の面接で同じ事を違う言葉で聞かれたら即座に答えるのは難しいかも知れませんが、次の対策は練っておきたい。

でも考える度に自己評価はさらに落ちてまた消えたくなる。そして失敗したくないあまり挙動不審になる。

成長しない自分です。