9月からスタートした「おかずクラス」2名様のうち、
お一人は、パソコンやスマフォ(携帯電話やファックスも)をお持ちではない方。
「どうなるかな?」とは思いましたが、
生徒さんから達筆なお手紙をいただきます。
以下は、私からの返信の手紙です。
私はパソコンで打った方が筆が載るので、パソコンから印刷してポストに投函した手紙が以下です
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〇〇さん、こんにちは!
お手紙をありがとうございます。
素晴らしいですね!
親には「作ってあげなくちゃいけない」
つぶつぶを習っているのだから「美味しいって言ってほしい」
これは「相手を変えたい」「〇〇してほしい」
という感情でしたね。
もちろん、それだって当たり前に起こる感情だと受け入れつつ、
相手を信頼して任せる部分があってもいいんでしょうね。
誰だって自分の好きなようにやりたいもの。
自分だってもっとできるし任せてほしい。
私の父も、母が先に亡くなって「かわいそう」かもしれなかったし「寂しかった」かもしれなかったけれど、なんか好きにやってたものね。
畑で採れた野菜を具沢山に入れて、「海の精」の「玄米みそ」で好きなようにしょっぱくしていました。
みそ漬けも自分で作っていましたね。
三六災害で中川村四徳を離れる前は、自給自足の暮らしでしたから、当たり前のことだったんですね。
私も、母が元気だったころは、実家に行くことが正直どんよりした気持だったことを思い出しました。親子だから、いろんな反発もありますよね。
もっと仲良くできたらよかったって、「たら」「れば」と前は思うこともあったけど、
「反発も」親子であったことの証拠かもね。
それも含めて、私は父と母の子でよかったし、父も母もきっとそう思っているはず。
餃子も喜んでもらえてよかったですね!
同じものを「美味しい」と食べ喜びあえる幸せ。
ずうっと幸せだったんだなーと思う瞬間です。
それがない場合、どんなふうにやり取りをしたり連絡を取ったらいいのかな、って思っていたけれど、
このクラス、開講してよかった、
と、心から思います。
心配するより「やってみる」ですね。
そして勢いで書いたこの手紙、改めて読むと、
押しつけがましさも感じざるを得ませんが・・・(笑)
きっと、
紙に文字になったのを読むのと、パソコンの画面で読むのと違うだろう
、、、と。
今度は、直筆で挑戦してみようか・・
きっと文章の感じも変わるはず。
そんなゆっくりなやり取りも楽しんでいます。