LINEグループ攻略法



子育てをしていると
携帯の中
沢山のLINEグループ

幼稚園時代のグループ
小学校時代のグループ
ご近所グループ
保護者会グループ
謝恩会グループ





役員を
引く受けると

そこにさらに
十数個
グループが加わる

全体グループ

係りごとのグループ

仕事の細分化ごとに
グループ

飲み会グループ

ランチ会グループ

その幹事グループ

 ◯◯さんのいない
グループ

その他諸々グループ





それらに半年ほど
所属していると

各グループ
色々な動きが出てくる

役員の仕事に対する
熱量の違いから
大人の争いが
展開されるグループ

自分こそが正義
と思っているもの同士の
争い勃発グループ

ボスの愚痴を宥めることが
主になってしまっている
グループ

平和なグループ





LINEグループには
それぞれに
ルールがある

連絡事項のみグループ
(雑談禁止)

連絡事項に対して
「了解」
の返信もしてはいけない
グループ

選択を問われ
トップ登場まで
沈黙が続くグループ
トップが選ぶ物に
全員賛成

ワチャワチャ
グループ




そして
LINEグループ
ひとつひとつに

それぞれの
空気感がある

空気を読めない者は
必ず浮く

LINEグループ
大人にとってもなかなか
難易度が高い





私は…

分かってはいるけれど
時々空気を読めない
側になる



発信者が
ランチのお誘い
コメントを入れて

半日
誰からの応答もないと

心がギュとする

発信者は今
どんな気持ちだろう?


気は進まないのに
「その日大丈夫です!」

とか
入れて

入れた直後から
後悔をする

みんなが様子見するのは
彼女がちょっと
トラブルメーカーでもあるからだ

この後
誰も一緒に行くって
言ってくれる人が
いなかったらどうしようの
ハラハラ

貴女はそっち側なのね
って思われたら
どうしようのキリキリ



ああ
小心者だと思いつつ
ハラハラキリキリ

気持ちが
耐えられなくなるころ

よし!
彼女と2人だけになっても
楽しもう

そう腹を括る





「了解」
さえ入れてはいけない
グループに

瞬間的に
「了解です!」
と入れてしまった時の
気まずさ

そのルールを決めた方のいる
他のグループで
ワチャワチャ騒いだ後の
気まずさ

トップ降臨まで
沈黙を守る
その気まずさ





空気を読まなければいけない
不自由さが

窮屈で
窮屈で
窮屈で

でも
みんなと上手くやりたい
浮きたくないと思う
ちっぽけさで

ちっぽけでちっぽけで
小心者のみそっかす



そんな自分と
対面するのが嫌で

嫌で
嫌で
嫌で

携帯
クッションの下に隠して
見ない時期もあった



誰かと誰かが
それぞれに
味方を作りながら

どっちが正しいか
どっちの提案を選ぶか
根回ししながら争う姿

見たくなくて
見たくなくて

そこそんなに拘るところ?
どっちも大差ないよ

選ばれた者が
勝者で

選ばれなかった方は
人格否定されたかのような
被害者で

そういうの
心が痛くなる

行事を滞りなく進める
それが一番大事なことって
忘れてない?

ここで自己実現が大事?
評価されること
認められること
褒めたたえられること

大事?

もっと視点上げて
俯瞰して

争い見るのも嫌
マウンティング見るのも嫌
あからさまなごますりも
見たくない





ああああああああ

窮屈‼︎






ゆっくりと
経験を積むうちに
編み出した



LINEグループ攻略法
3つ





〈攻略その1〉



グループが結成されて
まだ誰がどんな性格か

キャラづけが
定かでない頃に

グループに色がつく前に

ごく目立たない
短いフレーズで

話題に対する
良い感じの返信に
即レスで

「素敵な返し♪」
とか

主とした話題ではないところで
ひっそりと発せられた
誰かが誰かを
労う言葉に反応して

「久しぶりに感動♪」
とか

ポンと置いてく

それだけ



本当に時々
良いな♪
と思った時に

ポツっと
聴き心地の良い言葉を
置いていく

それだけ



でも不思議
1度グループが
良い雰囲気傾くと

その空気感が
続いていく→





〈攻略その2〉



大人数グループで
話していると

意図した
わけではないけれど

楽しい雑談も
仕事の内容も

返信や反応やコメントを
スルーされる人が
出てくる

そこを
なるたけ拾う

短く短く
目立たずに

「◯◯さん良いね♪」
とか

「◯◯さんそれ興味ある♪」
とか

あえて名前を入れて
全員を輪から外さない

スルーされた
寂しさを残させない



誰かの
場から浮いた発言も
サクっと拾って

「ツボった!」
とか
笑いにして

すくい取って
普通に主の話題に戻す



そんなことで
グループ内に安心感が漂い

身構えなくてOK
自然体で大丈夫って

そこに自由な空気が
流れる





〈攻略その3〉



グループのボスになる



色々
頑張ったって

自分の性格
そうは変えられない

結局
私は小心者の
ちっぽけなまま



だから
ちっぽけが
取り仕切るには

主催側になる
幹事側になる
企画運営全部する

そうすると
必然的にに各グループの
トップになっているわけで



ボス降臨なし

そもそも
ボスがもっとも
ちっぽけ
みそっかす

だから

空気
読まなくて良い

誰も寂しくない

置いてけぼりもない

参加強制もなし

行きたい人が
行きたい時に

同調圧力皆無

ルールも撤廃

争いなし
マウンティングなし
忖度なし

ワチャワチャし放題

ワチャワチャ
するもしないも自由

優しい空気
自由な空気

そこは
みんなが居心地良い
それぞれが
大切にしたい場





LINEグループ攻略法

やってることは
小さくて
大したことないけれど
意外と効果ありです♪










さて息子くん。

今日は伝えたいことじゃなくて
お願いしたいことがある

そんなこんなで
母はあちこちでのグループで
企画者であり幹事

でね

ちょくちょく
ランチ会
飲み会
旅行に行くこと

母の母には
内緒にしてて欲しいの

小さい頃から
病気がちだった母
大病を数回してからは

おばあちゃんには

ランチ=悪いこと
飲み会=もっと悪いこと
旅行=最悪なこと

おばあちゃんに
怒られるから
内緒にお願い

おばあちゃんは
母にずっと家に
いて欲しいみたいだけれど

母は人と関わりたい

ガハハと笑って
腹筋よじれて
バカ話しで盛り上がる

そんな
生きてる実感を
味わいたい



無理になったら
横になるから

無理になったら
企画しないから

内緒でお願いします










今日も一緒にいれて
嬉しかったおねがい

大好きだよハート




夜中11時

駐車場に落ちている
クレジットカードを

しばし眺めて
迷う



クレジットカードの
裏には

Suicaのような
乗車駅と降車駅と
お名前と

駅まで行って
定期券付きカードが
見当たらなかったら

来た道を
引き返すに違いない

このまま
放置が親切か

安全確保のため
徒歩2分の交番が
親切か



彼が今夜
探しに来なかったら
明日沢山の人の
目に触れる

でも
探し物を交番に
尋ねるって
発想出てくるか?

ここは日本
放置しても
大丈夫だろう

しかし…



眺めながら
堂々巡り

夜中にポツリ
駐車場に立つ
私は不審者っぽい





帰宅して

「今クレジットカード拾ったよ」
「Suica付き」
「交番に持って行ったけど大丈夫かな」

息子
「それ正解」

その言葉に
少しホッとする




今朝

もう少し良い
対処を思いつき

「落とされたカードは交番にあります」

ポストイットを
駐車場にぺたり

どうか紛失物は
交番にという
発想に至りますように










一昨日
発表された
安心な都市ランキングで
東京は1番

ちょっと
誇らしかった



東京
というか
日本

この国の人には
しっかりと
良心がある

いつ誰が
良心を
育てているのだろう

そう考えた時
学校じゃない

たぶん
この国の母たちだ

短い道徳の時間に
心に根づくまで
染み込ませるのは
難しい

子どもと触れ合う
どこかの時間

あたふたと
過ぎていく生活

忙しい日常の中
意識して

もしくは
意識さえしないところで

これは良いこと
これはいけないこと

あれは素敵
あれは素敵じゃない

知らず知らず
世代を超えて

良心の伝達が
行われているのだろう



安全な国
日本

それは
普段

当たり前のことのように
扱われ
賞賛さえされない

良心を伝えてきた
母たちの思いの
結晶かもしれない

そんな風に
思って

やっぱりなんだか
誇らしい










さて息子くん。

君の良心は
まだ穢れていない

真っ直ぐで
疑いのない

揉まれていない
綺麗な良心



これから
この世界を生きていくと

良心だって

くすんだり
濁ったり
汚れたりする

母もした



大切なのは

そのくすみや濁りに
気づき

汚れた良心を
磨くこと



誰だって
清廉潔白だけで
生涯を
過ごす人なんかいない

くすんだら
磨き直せばいい

その繰り返しが

君の良心の
芯を作る










今日の君の頑張りを
母はちゃんと
知っているよおねがい

大好きだよハート



夜のお皿洗いタイム

この時間は
君の話しを
たっぷり聞くと

決めている





24時間
ほぼ一緒の夏休み

だから
君が何で遊んでいるか

母はおおむね
知っているよ





でもあえて
触れる



「今日の君の1番はなに?」



「へー!形になってきたね」



「おお!レベルUPしたじゃん!」



「それでそれで?」



「そこクリア出来そう?」



「やるね〜」



「それは初めて。分かりやすく説明願う」



「こう言うこと?」



「分かった母も研究する」



「え?じゃあこういうのはどう?」



「いや〜やっぱり君、凄い!」



「それで明日は何するの?」



「おお。そうか」



「明日もやりたい事いっぱいだね」



「母も楽しみ」



「早く起きたいなら
もう寝なきゃじゃない?」



「おやすみ」



だいたいの
流れは
こんな感じ





嬉しそうに
テンション上がって

弾丸のように
話す君

息つく暇もないような
高速で話すから

母の頭もフル回転

君のお話しに合わせて
少しずつ
相づちは変わるけれど

だいたいは
こんな風





本日のテーマは

アリゴリズムと
アーキテクチャ

ちょっと最近
難しい





君が今日
一生懸命
頑張ったことを
知って受け止めたい



受け止められてると
知って欲しい



母に説明する事で
こんがらがった思考を
整理して欲しい



明日何をするか
大まかに
計画を立てる
習慣をつけて欲しい



そして



受け止められてる
安心感を胸に

明日への
ワクワクを抱いて
眠りについて欲しい



君の毎日が
キラキラするように







小さい頃は
絵本読み聞かせ

今はお手伝いと言う名の
スキンシップ

母は洗う係り
君は拭いてしまう係り








息子よ。

君がお父さんになったら
君も君の子どもと

こんな時間を
設定するといい

生活するって
毎日の忙しさに
流されがちだから

あえて意識して
時間を作るのが大事

受け止めて
希望を蒔く時間は

君の子どもが
大人になった時の
支えとなる










今日も一緒にいれて
嬉しかったおねがい

大好きだよハート



あの日の私は

少しだけ
途方に暮れて

悲しい顔を
していたんだと思う







レゴ遊び中の

君が
やってきて





「どこ?」





「ここ?」





「これ?」





「このアメちゃん?」





まだ
小さなぷっくりの手を

ふたつ重ねて
難しい顔





「何してるの?」

私が尋ねると





「しー」





「今ママのおっぱいを攻撃中」





頑張ってたのに

これも運命と
踏ん張っていたのに

堪え切れない
感情が
両目から

ボロボロと
溢れ出る







「攻撃いいね」

「効いてきた」







思わず
君を抱きしめ

ボロボロ
ボロボロ











その病で亡くなっていく
親族を見てきた

だけれども

自分がそれと
向き合う可能性は

もう
30年も40年も
先かと思っていた

早過ぎる







確かに
人生の大変な事柄が

一気に
短期間に
幾つも

押し寄せた
そんな時期だった

重なった
過度のストレスで

感情が
麻痺していく

そんな過酷さが
ようやく
終わろうとしていた時だった







最後に
負荷が来たのは

この
身体だった







叔母に助けを
求めて

電話をかけたとき

言い出しにくかった
様子を察して

切り出してくれた言葉は
「おめでた?2人目?」



「あ」



どうしよう
言いにくい



「えーっと」



「反対」



「そっちじゃない方」



親族に会うたびに
聞かれるフレーズ
「2人目は?」

まだそんな年齢だった










それからも

少し
気持ちが萎えてくると





「おっぱい攻撃お願い」





君は遊びを
中断して

それが
自分のお仕事かのように
真面目顔して

母の胸に手を
あてる

見えない
ビームを出して
攻撃

たぶん

ビーム
本当に出てたと思う







あれは

あの儀式は

あの時の母には
救いだった


本当に小さくなるような

そんなイメージが
広がって

ちょっと
体温上がるような

もう
ひと踏ん張り
頑張れる気持ち







愛しい
君のために
まだ生きたい

少し凸凹してる
君が心配で
もっと生きたい





この子を
置いてはいけない





生きたい






生きたい





こんなに何かを
強く思えるんだってほど

強く強く願った










いつも思う

母が君を
支えているようで

肝心な時
母はいつも君に
支えられる







母のところに
来てくれて

産まれてくれて
ありがとう

君と出会えたことに
感謝してる










今日も
一緒にいれて良かったおねがい

いつも
大好きだよハート



階段から落ちた

都会の
真ん中で





マンガのような
見事な
落ちっぷりに

すれ違う沢山の人
カップル

レストランの窓越しに
食事を取る人

マダム達
サラリーマン

みんなの視線が
集まる
集まる





たぶん

空中で
足首を折らないように
身体を
ひねれたと思う

そのくらい長さを感じる
浮遊感





たぶん
本当には
ひねれてないと思う

左のレストランの
マダム達の
びっくりまなこ

階段右の
女子2人組の
あ!って顔

そんなことを
観察出来る
時間のゆがみ





落ち切ってからは
恥ずかしくて
恥ずかしくて

ササっと立って
心配するお友達に
「大丈夫!」





とりあえず
折れてない

脚と肘に擦り傷と

どう言うわけか
年のせいか
衝撃波か

全部の骨格と内臓と筋肉が痛い










大好きだったんだ

毎年
夏になると大活躍の

1番背が高くなる
優等生



真っ白で
麻紐が巻いてて

サイド蛇柄の
ダイアナのサボサンダル



この子を履くだけで夏

そして世界が
一気に

14cm
高く高く広がる

その優越感





14cm上がった世界って
凄い

視界が違う
空気が違う

身長
170cmの世界





少しだけ
シャンとして

少しだけ
クールになれる
そんな感覚





だけど
とっても痛かったから

1日経っても
骨も筋肉も内臓も

キシキシ
軋むから

もう
14cmの優越感とは
さよならするね



たぶん
今の私には

3cmくらいの
優越感が
ちょうどいい

分相応の
フィット感





5年間
ありがとう

大切に使わせて
いただきました










さて息子くん。

今日言いたいことは
ひとつ





足に合う靴を
履こう

骨格的にも
それが健康でいられると思う










今日も
一緒にいれて嬉しかったおねがい

大好きだよハート