てっぺんとったんで! ⑵ | さやみるきー 小説

さやみるきー 小説

初めまして!
NMB48の小説を書こうと思いブログを始めました。妄想ダメな人はごめんなさい;;(∩´﹏`∩);;
拙い文章ですがコメントや「いいね」してもらえると嬉しいです。是非覗いてみてください。


「お疲れ様ですー」


「お!彩とみるきーやん!早えな!!」

ホームルームを終えて体育館に向かうと菜々先輩が自主練習をしていた。

菜々先輩は高校からバスケを始めた初心者だが、人一倍練習し努力家な人だ。
また、持ち前の明るいキャラでチーム全体を盛り上げてくれる。私は、そんな先輩を人間的に尊敬していた。

「うちも菜々先輩を見習わないとな……先輩!1対1やりましょうよ!」

私はボールを手に取り、ドリブルをつきながら菜々に呼びかけた。

「やろやろ!彩、色々教えてな!!」 

菜々先輩が目を輝かせながら、攻める私をディフェンスをしてくる。その目を見て、この人はら本当にバスケが好きなんだな。と思った。


 
「先輩は相手がドリブルをしてるときに横からディフェンスしてます。それだとボールをカットするのが難しくなるので…」

シュートを決めた私が先輩のプレーにアドバイスをする。
私と先輩は毎日こうして練習前にプレーを確認してきた。

先輩は年下の私に教えられても、嫌な顔ひとつせずに「ありがとう」と言って話を聞いてくれるのでとても教えやすい。
そのおかげで先輩はメキメキと上達し、初心者ながらチームのゴールを守るディフェンダーへと成長した。

「こんにちは!!」「ちわーっす!」

私たちが練習してると次々と部員達が集まってきた。

「じゃあ練習始めよか!」

「「はいっ!」」

先輩の声と共に部員達がニ列になりランニングを始めた。