あしかが介護事業協同組合 外国人実習生の研修開始(茨城県大洗町) | ひなたぼっこグループのブログ

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栃木県足利市を中心に介護施設を運営しています。
施設内の行事、イベントやご案内をご紹介していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

あしかが介護事業協同組合は令和1年10月に足利市内の介護事業所に特化した事業所と組み、協同購入、協同求人など今後の展開を見据えて運営がスタートしました。

発足した翌年、あしかが介護事業協同組合は監理団体を立ち上げ、外国人実習生(ミャンマー連邦共和国)の受入を準備していました。
あと数か月後には実習生たちが日本に来ると言うタイミングで新型コロナウィルスが世界で大流行し、日本政府により外国人や、外国人実習生の受入がストップし、約一年間膠着状態が続きました。今年の3月ごろから新型コロナウィルスも徐々に落ち着き、外国人の入国制限も緩和され、先日ミャンマーから成田空港に4名の外国人実習生が来てくれました。

入国時にPCR検査など行い、到着してすぐに撮った実習生4名と協同組合職員。
この後、茨城県大洗町に移動し、一カ月間掛けて日本語と介護技術を学びます。


中央に映っている白い建物が寮で、他にもミャンマーから来た実習生達と共同生活を行います。


寮で撮影した実習生。


寮のリビングでミーティング中の実習生たち

この日、寮から歩いて5分ぐらいのところにある学校「大洗国際交流アカデミー」に通い始めました。


この学校に週5日間通い、日本語の勉強と介護技術を学びます。


介護技術を指導する講師や学校の理事長さんや関係者の方を紹介していました。


みんなの眼差しは夢や希望に満ち溢れている様子でした。

ミャンマーにいた時はコロナの関係で学校に通えず、リモートで日本語の授業を行っていました。

授業の開始です。
本日の授業は座学で「介護導入講習」を行いました。

講師さんは日本人で、普段は介護関係の専門学校で教えている方でした。

こちらはミャンマー人の通訳の方で、講師の言った難しい言葉や専門用語などを通訳していました。


生徒さんたちは真剣にノートにメモを取ります。

この日の授業では
・介護の過程について
・介護の資格について

・虐待、医療行為
・事故について

・リスクマネージメント

・ボディーメカニズム

・老化について

・認知症について

教科書をみながら講師の話す日本語の内容を理解し、言葉がわからない時は通訳さんに質問していました。

朝9:00から16:00までみっちり授業を行いました。
今後は一カ月間掛けて介護の専門知識や実技、日本語の語学力を身に着ける予定です。

そして7月からは足利市内にある施設に配属して、実習生としてまずは3年間勤務する予定でいます。

あしかが介護事業協同組合では、外国人実習生の今後もお伝えしていきますので、よろしくお願いいたします。

 

あしかが介護事業協同組合