【呪いの言葉と 祝いの言葉】
タロットの法皇のカードには、呪いの言葉と祝いの言葉その両方を扱う力があるという意味があります。
法皇は、知識を持つ者、教えを伝える者、人に影響を与える立場の存在です。
だからこそ、その言葉は人を導くこともできるし、人を縛ることもできるのです。
これは、タロットの世界だけの話ではありません。
私たちが、日常で使っている言葉も同じ力を持っています。
言葉は、人を元気にすることもできるし、人の心を縮ませることもできます。
何気なく言われた一言が、その人の人生を、長い間縛ってしまうこともあります。
逆に、たった一言で人が自分を取り戻すこともあるのです。
それくらい言葉には力があります。
占いやスピリチュアルの世界では、クライアントに対して呪いの言葉を使う人もいます。
これから大変なことが起きる
試されている
乗り越えられなかったら終わり
このままだと良くならない
こうした言葉は、意味がありそうに聞こえますが、実際には恐れや不安を強く刺激するのです。
どうしてそのような言葉が使われるのでしょうか。
理由は、とてもシンプルです。
恐れや不安は依存を生みやすく、お金になるからです。
人は、怖くなると自分で考えることをやめてしまいます。
どうしたらいいかわからなくなり、誰かの言葉にすがりたくなるのです。
そうやって、人生のハンドルを外に渡してしまいます。
占いを信じること自体が悪いわけではありません。
でも、占いは信じるためのものではなく使いこなすためのものです。
占いは未来を決めるものではなく今の位置を確認するための道具です。
地図を見るとき、地図に人生を委ねる人はいません。
自分がどこに立っているかを知り、どの道を選ぶかを
自分で決めるために使います。
占いも、本来はそれと同じ役割です。
だから、まずは自分ありきなのです。
自分は、どうしたいのか、何を大事にしたいのか、どこが苦しいのか、どこを無理しているのか
それがわからないまま、占いに入ると知らないうちに
依存が始まります。
呪いの言葉は、人を小さくします。
あなたはまだ足りない、もっと頑張らないといけない、耐えなければならない
試されている
これらは、人の力を外に追いやる言葉なのです。
祝いの言葉は、人を自分に戻します。
あなたは選べる、整え直せる、今ここから変えられる
もう気づいている
これらは、人の中にある力を思い出させる言葉です。
どちらの言葉を受け取るのか。
どちらの言葉を自分に向けるのか。
それで、人生の質は大きく変わるでしょう。
これからの時代は、怖がらせる言葉ではなく、目を覚まさせる言葉を選ぶ時代。
占いも、スピリチュアルも
人を縛るためのものではありません。
人が、自分に戻り、自分で人生を選び自分の足で立つためにあります。
呪いの言葉を信じるのか
祝いの言葉を受け取るのか。
その選択は、いつでも自分にあるのです。
