【成功や評価に興味がなくなってきたとき】




最近、仕事で成功したいとか、もっと収入を増やしたいとか、人から好かれたいとか、そういうことに、あまり気持ちが向かなくなってきた。
そんな感覚はありませんか。

前はそれらがとても大事だったはずなのに、今はそこに力を使う気が起きない。

それを、やる気がなくなったからだとか、自分にはもう向上心がなくなったのだ、と捉えてしまう人も多いようです。

でも、今の流れの中で、私たちの内側が少しずつ整ってくると、こうした状態に変わっていくことがあります。

星の動きや、目には見えないリズムが切り替わるとき、人の意識や感覚も自然に影響を受けます。

「整う」というと、気持ちが落ち着くことや、前向きになること、ブレなくなることを想像するかもしれませんが、実際はもっと現実的な変化なのです。

整ってくると、人は外に答えを求めなくなります。

どう見られるか。
どう評価されるか。
ちゃんとしていると思われるか。

それよりも、自分の中で納得できるかどうか。
無理がないかどうか。
続けられるかどうか。
そちらが先に来るようになるのです。

すると、成功とか、収入とか、評価とか、それがどうでもよくなるわけではないのですが、人生の中心ではなくなっていきます。

整っていないとき、人は不安になります。
このままで大丈夫かな。
認められないと困る。
居場所を失いたくない。

その不安を埋めるために、人は頑張ります。
自分を大きく見せたり、無理に合わせたり、本音を後回しにしたりします。

でも、整ってくると、その不安が以前より小さくなっていきます。

誰かに気に入られなくても、評価されなくても、今の自分でここにいていいという感覚が、少しずつ育っていくのです。

すると、今まで当たり前にやっていたことが、急に続けにくくなったり、意味を感じなくなったりします。

これは怠けたりダラけたりしているわけではなく、感覚が正直になってきただけなのです。

整うというのは、感情がなくなることではなくて、違和感に早く気づくようになるということです。

魂の感覚と、日常の選択が、少しずつ噛み合ってくる状態でもあります。

無理を、無理だと感じられるようになるのです。

だから、今まで我慢できていたことができなくなるし、今まで続けていた関係や役割が、合わなくなっていきます。

それを、わがままになった、変わってしまった、と感じる人もいますが、感覚が戻ってきた、という言い方のほうが近いかもしれません。

整ってくると、エネルギーの使い方も変わっていきます。

何かを広げるために使っていた力を、守るために使うようになります。

外側に対して証明するためではなく、自分の内側の軸を保つために、エネルギーを使うようになります。

不思議なことに、この状態になると、結果的に仕事が安定したり、必要な収入が入ってきたり、人間関係が楽になったりします。

それは、流れに逆らわなくなるからです。

欲しい、欲しい、と思っているときほど、人は力みます。

力むと、判断はずれていきます。

整っている人は、追いかけずに必要なものだけを選びます。
その選び方が、今の現実をつくっていきます。

もし今、成功にも評価にも、前ほど興味が持てないなら、それは人生が止まっているのではなく、意識の向きが、外から内へと切り替わったということのようです。

今は、外に合わせて頑張る時期から、内側を信じて選び直す時期へ、移行している途中なのかもしれません。

整うとは、何かを足すことではなく、余分な力を抜いていくことであり、以前のやり方や、以前の自分に戻そうとしなくていいのです。

やる気を取り戻そうとしなくていいし、今の感覚には、ちゃんと意味があるのです。

「整う」というのは、立ち止まっている状態ではなく、魂と現実が同じ方向を向き始め、次の段階に入る途中の状態だからです。