怒りに飲み込まれそうなとき、タロットの「11 力」が教えてくれること
怒りが湧き上がって、それをどうにもできないとき、心の中で何かが叫んでいて、自分でもその声をどう扱えばいいかわからないという経験はありませんか?
タロットの「11 力」のカードは、
そんな激しい感情と向き合うときの大切なヒントをくれます。
このカードに描かれているのは、
猛獣の口をやさしく閉じる女性の姿。
力づくで抑えつけているのではなく、
愛と落ち着きの中で、獣とつながろうとしています。
この獣は、私たちの中の怒りや衝動、欲望の象徴。
つまり「力」は、怒りを押さえ込むことではなく、その感情を恐れず、向き合い、
理解とやさしさをもって包み込む力を表しているのです。
怒りは、悪いものではありません。
ときにそれは、魂からの叫びとして現れます。
「もうこれ以上、傷つけられたくない」
「本当は、ずっと我慢してきた」
「自分の気持ちを、大事にしたい」
そんな声が、怒りという形で現れることがあります。
怒りの奥には、必ず「本音」があります。
それはずっと見ないふりをしてきた願いや、無視されてきた大切な感情かもしれません。
そんなとき、タロットに問いを投げかけてみてください。
「この怒りの奥に、本当は何があるのか」
「私は何を感じているのか」
そう問いながら、カードを引いてみるのです。
たとえば、「3 女帝」が出たら
もしかすると、愛されたい、受け取りたいという思いが抑えられていたのかもしれません。
あるいは「18 月」なら
不安や混乱が心を覆っていたことに、やっと気づけるかもしれません。
怒りというのは、とても強いエネルギーです。
でもそれは、壊すためだけのものではありません。
怒りの奥にある「本当の自分」に出会ったとき、そこから再生と変容が始まるのです。
「11 力」は、
その感情を敵にせず、自分の一部として抱きしめていいのだと教えてくれます。
あなたが感じている怒りには、理由があります。
その感情の奥にあるあなたの本音
それを見つめることで、人生の新しい扉が開かれることもあるのです。
怒りは、ただの破壊ではなく、
変容の入り口。
そして「力」は、怒りさえも光に変える智慧なのです。
あなたの中に、すでにその力はある。
タロットは、そう教えてくれているのです。
